テレビCMベストイレブン発表！〜ロシアワールドカップCM速報〜

日本代表が2大会ぶりのベスト16に進出し、決勝トーナメントでも強豪ベルギーと接戦を演じるなど日本でも大きな話題となったワールドカップロシア大会。
決勝戦ではフランスがクロアチアを破り20年ぶりの優勝を果たし、およそ1ヶ月にわたる熱戦に幕を閉じました。
大会期間中、CMにおいてもサッカー日本代表を応援する各社からの出稿が目立ち、代表選手が登場するCMの出稿も多くありました。
そこで全国テレビCMデータ（テレビCM速報）を用いて、ワールドカップロシア大会期間中における関東地区のに登場した上位11名をテレビCMのベストイレブンとして発表いたします。

【集計仕様】
集計対象：関東地区民放5局出稿CM
集計期間：2018/6/14 24:00 〜 7/15 25:54 (開幕戦キックオフ〜決勝戦試合終了)
指標：本数合計順（※確定前の速報データを使用して集計）

●１位はあの名将！代表選考外選手、外国人選手、引退選手も多数ランクイン

引退選手も含めたサッカー関係者上位20名に絞った集計結果（本数）は下記の図のとおりになりました。（図表1）

大会期間中の登場本数１位は、98年フランス大会と10年南アフリカ大会の2度、日本代表を率いた「岡田 武史」になりました。出演したコカ・コーラ社のCMが多く出稿されたことが影響しています。
2位に大正製薬・リポビタンＤの出演が目立った「三浦 知良」、3位には今大会の日本代表選手から「長友 佑都」が入りました。
ほか、「長谷部 誠」「原口 元気」と日本代表選手が続く中で、今大会では惜しくも代表選考外となった選手の中からも、アジア予選での活躍が目立った「井手口 陽介」が10位、「久保 裕也」が15位、「浅野 拓磨」が18位に入っています。

外国人選手のランクインも目立ちます。ポルトガル代表「クリスティアーノ・ロナウド（Cristiano Ronaldo）」が「MTG SIXPAD」などへの出演により4位に、ロシア大会には未出場ながらかつてのスウェーデン代表のエース「ズラタン・イブラヒモビッチ（Zlatan Ibrahimovic）」が7位に入りました。
また引退した選手の出演するCMもあり、「中田 英寿」と元アルゼンチン代表「ガブリエル・バティストゥータ（Gabriel Batistuta）」がマニュライフ生命のCMで共演を果たし、ともに16位にランクインしています。

では、現役選手に絞ったベストイレブンを見てみましょう。ちょうどポジション別にもバランスの取れた形でランクインをした上位11人の現役選手をフォーメーションで配置すると、下記のようになります。（図表2）

今大会の日本代表メンバーを中心とした構成の中に、98年フランス大会でのメンバー漏れから20年経った今なお現役である「三浦 知良」、アジア予選で活躍を見せながら今大会では代表メンバー入りを逃した「井手口 陽介」が加わった布陣となっています

主将の長谷部選手が大会後に代表引退を表明するなど、4年後のワールドカップに向けては世代交代が避けられない状況ですが、4年後はまた違った次世代の選手たちがテレビCMにたくさん登場していることが期待されます。

●『全国テレビCMデータ（テレビCM速報）』について

今回の集計ではテレビ広告統計の日報サービスである、『全国テレビCMデータ（テレビCM速報）』を利用しています。 この全国テレビCMデータ（テレビCM速報）は最速で放送日翌日10：00頃のタイミングでご提供します（2018年7月現在）。
また、データはより手軽にご利用いただけるよう、指定銘柄（商品･サービス等) 単位でのご提供としております。
オンエア翌日に出稿状況が確認できるという特長により、キャンペーン開始直後の出稿時点レベルでのGRP管理、さらには競合社・競合ブランドの動きを出稿量（到達量）含めて、いち早く把握することが可能となります。

●全国テレビCMデータ（テレビCM速報）の全国拡大について

当社の「全国テレビCMデータ（テレビCM速報）」は、従来関東・関西・名古屋・北部九州・札幌の5地区において、CMがオンエアされた翌日に各種情報（放送局・放送日時・CM秒数・GRP）を広告主・銘柄・素材別でご提供してまいりました。2018年4月から、これまでの5地区から全国規模（ビデオリサーチ視聴率サービスエリアの27地区対応）に拡大し、日本で初めて全国27地区でのテレビCM出稿状況を分析することが可能となります。

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