Men'sインスタ事情2018 〜ミドル世代で利用率大幅UP！ラジオ関与が高い理由は？〜

女性だけでなく、男性のインスタ利用も増えている

昨年のちょうど今ごろ、2017年の締めくくりに【「インスタ映え」の影響はこんなところにも？】
2017年、こんな話題や変化がありました」という記事を書きました。

その記事の中で、「2016年→2017年では、女性ミドル世代におけるInstagram（以下、インスタ）利用率の伸びが大きい」と紹介しましたが、今回紹介する2017年→2018年においても、女性ミドル世代の伸長が目立ちます。【図１】。
また、女性ミドル世代以外の年代でも利用率は増加しています。20代では利用率が50%を越え、インスタは20代女性の2人に1人が使う一大プラットフォームへと成長しました。

【図1】

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・・・と、ここまでは、「インスタはヤング世代にはもちろん、ミドル世代にも広がりつつある女性向けのプラットフォームなんだなぁ」という皆さんにとってある意味"納得感"のある調査データではないでしょうか。

では男性ではどうなのでしょうか？【図2】をご覧下さい。20~30代の利用率に変動はほとんどみられませんでしたが、ミドル世代＝40代以上での利用率が軒並みUPしているという結果になりました。

【図2】

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概して女性よりは利用率が低いのですが、男性且つ、流行に敏感なヤング世代ではなくミドル世代での利用が増えているのは興味深いですよね。
ということで、今回はこの中でも「40代男性」にフォーカスをあて、インスタユーザーの特徴を覗いてみます。

【事例】40代男性のインスタユーザー特徴①
プロフィール像～外に出ることが多く、活動的～

「40代男性インスタユーザー（以下、本文中は「インスタユーザー」と性年代を省略）はどんな人たちなのでしょうか？当社大規模生活者データベース「ACR/ex」より、ターゲット像を的確かつ簡潔にまとめたダッシュボード『ターゲットプロフィールシート』で洗い出してみました。【図3】をご覧下さい。

【図3】

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外に出ることが多く、活動的な印象を受けますね。私自身もインスタのヘビーユーザーですが、よくよく思い起こしてみると、自分のフォロワーでも男性ミドル世代の方たちは外出先・特に郊外での風景や記念写真をアップしている人が多いように思います。旅行やサイクリング・ランニングでは、写真に撮って他人に見せたいと思うような撮影スポットに多く出会いやすいことが影響しているのかもしれませんね。

さらに特徴が強く出たのが【図4】です。1ヶ月で自由に使えるお金（おこづかい）、世帯金融資産額平均がともに40代男性全般よりも大きく上回っていることが分かります。

【図4】

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【事例】40代男性のインスタユーザー特徴②
メディア関与～ラジオの高さに注目～

つづいて、他メディアとの関与状況を見てみましょう。まずはマスメディアの接触についてです。【図5】は、各マスメディアにおける1週間リーチ（１回以上そのメディアに接触した人の割合）を示したものです。これを見ると、テレビのリーチは40代男性全般と特に差は見られませんが、新聞・ラジオ・雑誌・フリーペーパーはいずれもインスタユーザーの方がスコアが高く、特にFMラジオと雑誌でのスコア差が顕著です。

【図5】

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「インスタ映え」という流行語に代表されるように、インスタでの投稿は写真・画像の見栄えも重視されます。よって、インスタユーザーと、プロが撮影した見栄えのいい写真やスナップがたくさん載った雑誌との親和性が高いのは感覚的にも想像しやすいことでしょう。

一方で、映像のない音声のみのメディアであるラジオとインスタユーザーの相性がよい・・・というのは少々不思議に思われる方も多いかもしれません。ここからは推察になりますが、前述の通り、40代男性でのインスタユーザーは旅行やサイクリング・ランニングを趣味にしている方が多く、外にいる時間も長いです。アウトドアな趣味にラジオを携行したり、車で移動する際にラジオを聴くなど、ラジオを流しやすい環境にいる機会が多いことがこのような結果になったのかもしれませんね。

購買意識や好きな食べ物、よく見るウェブサイト・・・他にも見てみませんか？

40代男性におけるインスタユーザーには、その他にも
◆商品サービスの購買意識
◆ファッションへの関与
◆広告に対する考え方
など、さまざまな指標で40代男性全般とは大きな違いが見られました。

今回ご紹介した当社「 ACR/ex」によるターゲット像を的確かつ簡潔にまとめたダッシュボード『ターゲットプロフィールシート』では、さまざまなターゲット像を簡潔にサマライズしており、深堀したいターゲットを自由に設定の上分析することが可能です。

また、ダッシュボード形式（datoramaのほか、Tableauなど各種BIツールに対応）だけでなく、Excel形式の定型レポートもご用意しております。概要をもう少し詳しく知りたい！興味があるけど見積もりを取ってみたい！など、ご興味お持ちいただけましたら、こちらよりお問合せいただくか、当社営業担当までお気軽にお声掛けくださいませ。

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