【ラジオレコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO】参加型番組も!学生さんにおススメの日本全国ラジオ番組一挙ご紹介〜FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』落合健太郎さん他

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【ラジオレコメンダー

ラジオ レコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO 第43回

第58回ギャラクシー賞(放送批評懇談会)の贈賞式が6月2日に開催されました。

DJパーソナリティ賞はFM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』(月曜〜木曜 21時〜23時48分)、『Chillin 'Sunday』(日曜 15時〜18時)のDJを務めている落合健太郎さん(通称"オチケン")が受賞しました。

▲落合健太郎さん

「両親はものすごく喜んでくれました。贈賞式の配信のスクリーンショットが大量に送られてきました(笑)。特に父親には、僕が(アメリカの)大学を卒業して帰国後に『劇団に入りたい』と言ってかなり心配をかけたので親孝行ができたと思います」というオチケンさんに話を伺いました。

落合健太郎 プロフィール

1974年11月17日生まれ。O型。1985年から1998年まで13年間、アメリカで過ごす。

大学時代に演劇とラジオに出会い、主にキャンパス内に向けたカレッジラジオで番組を手がける。役者を目指すもあまりの貧乏生活に生命の危機を感じたところ、第6回ZIP-FMミュージック・ナビゲーター コンテストで準グランプリを獲得。2000年にZIP-FMの3時間枠の生放送深夜番組『CLICK Z LINE』でデビュー。

現在はFM802で学生向けの番組『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』と『Chillin 'Sunday』を担当している。2020年10月よりApple Musicで『J-Pop Now Radio』を世界165カ国に向けて配信スタート。

数多くのアーティストとも親交があり、その信頼は厚い。

オチケンさんの最近の出来事でいえば『ROCK KIDS 802 ラジオで卒業式 ~ラジ友卒業生 全員集合~』(3月4日 21時〜23時48分)が印象に残っています。 オチケンさんと『ROCK KIDS 802 -FRIDAY&SATURDAY-』のDJ 高樹リサさん、さらに"来賓アーティスト"としてウルフルズ、SUPER BEAVER、sumika、10-FEET、flumpool、マカロニえんぴつ、UNISON SQUARE GARDEN、藤巻亮太さんが登場。今年卒業を迎えるラジ友(リスナー)のラジオネームをオチケンさんが読み上げる‟卒業コール"も実施。157人のラジ友の名前を読み上げました。

やきそば オチケンさんがラジ友の名前をひとりずつ読み上げているのを聴いてジーンときました。

オチケンさん学生の皆さんは"今"しか味わえない文化祭や体育祭などの行事や部活の大会がなくなってしまったケースも多く、彼らが卒業する前にラジオでできることは何かないかと、番組プロデューサーでサプライズや人を喜ばせることが好きなイマエモン(今江元紀氏)が旗振り役となりました。

アーティストの皆さんも快諾してくれて"来賓アーティスト"としてメッセージを送ってくれました。中でもsumikaの片岡(健太)さんはリアルタイムで聴いていたそうで「すごく感動した」という感想をFM802のほかの番組にゲストで出た時に言ってくれました。

実は僕は日本の学校の卒業式を経験したことがないから、スタジオの中を学校の卒業式のように紅白幕や手作りの花で飾ったことが新鮮でした。終わったあとは「やり切った!」という清々しい気持ちで一杯でした。

◯カレッジラジオとの出会い

オチケンさんはお父様の仕事の関係で中学・高校時代をアメリカのケンタッキー州、大学時代はインディアナ州で過ごしました。その頃の様子を振り返っていただきました。

オチケンさんアメリカでの生活が始まったものの、僕は英語が分からず、学校の友達もなかなかできなくて、ラジオやMTV(音楽番組専門のケーブルテレビ放送)で音楽に没入することで現実逃避をしていました。

ある日、学校で僕が聴いているCDに反応してくれたクラスメイトがいて、その時は相手が何を言ってるのかよく分からなかったけど、その子とは好きな音楽をオススメし合う仲になりました。友達ができなくて現実逃避のために聴いていた音楽が、新しく友達を作るための扉になっていたんです。

やきそば 大学にラジオ局があったそうですね。

オチケンさんありました。友達も関わっていたから訪ねていって「やってみたい」って言ったら、「企画書が通って、機械の使い方の講習を受けたら番組の枠をもらえるよ」って言われたんです。せっかくだから、日本の音楽やさまざまなカルチャーを伝える番組の企画を出したらそれが通りました。

番組では英語と日本語で喋りました。学生の中には日本語を勉強している人でGLAYの大ファンの子もいて番組に遊びに来てくれたこともあります。

やきそば オチケンさんは2020年10月からApple Musicで『J-Pop Now Radio』のDJを務めていますが、まさかカレッジラジオから25年以上経ってApple MusicのラジオのDJをするようになるとは!

オチケンさんお話をいただいた時は本当にびっくりしましたね。こちらは生放送ではなくて収録ですが世界165カ国に配信されているので、どんな人が聴いてくれるんだろうとドキドキしながら収録しています。

◯前向きな気持ちにしてくれたタクシー運転手

オチケンさんは大学を卒業後、日本に帰国。俳優を目指していましたが、名古屋のZIP-FMのオーディションを受けたところ合格。2000年にデビューを果たしました。 当時は深夜3時から6時までの生放送の番組を週に6日担当。その頃の忘れられないエピソードを話していただきました。

オチケンさんその頃は昼夜逆転の生活をしていました。父が単身赴任で名古屋に住んでいたこともあって、居候させてもらっていました。

家はラジオ局から少し離れたところにあり、終電に乗ってスタジオに向かっていたんですけど、夕飯を食べてうたた寝をして乗り遅れそうになったことが何度かあったんです。父に車で送ってもらったこともありましたが、さすがに何度もお願いするわけにもいかなくてタクシーで向かうこともありました。

やきそば 大変ですねぇ。

オチケンさん二日連続で寝坊して遅刻しそうになってタクシーに乗った時のこと。偶然にも運転手さんが同じ人で「昨日も乗りませんでした?」と言われて、「寝坊しないように気をつけないとね」と励ましてくれたんです。

番組のオープニングでその話をして「〇〇さん、本当に助かりました」とお礼を告げたところ、その方の14歳の娘さんがその放送を聴いていて「実はオチケンさんが先ほど話していた〇〇は私のお父さんです」とFAXを送ってくれました。

難しい年頃だったのか、父親とあまり話をしていないそうで「お父さんの話がラジオから聞こえてきて、お父さんの仕事が誰かの役に立っているんだということをオチケンさんの話で知りました。お父さんはすごいんだって思いましたし、これからも寝坊した時は〇〇タクシーをよろしくお願いします」って書いてありました。

やきそば 素敵ですね!

オチケンさん正直に言うと、その頃は「こんなに遅い時間に誰が聴いているんだろう」って思っていたけど、ラジオはすごい繋がりをもたらしてくれるメディアだと実感しました。

◯三位一体で作るラジオ

やきそば それから時が経ち、さまざまな出会いがあったわけですが、番組にゲストを迎える上で大切にしていることを教えてください。

オチケンさん事前に音楽を聴いたり、いろいろなことを調べるのはもちろん、特徴をうまく引き出すようにしています。相手の懐に潜ってほかの番組では語られないような話をしてもらえると嬉しいです。

そのためにはリスナーからの質問も大事で、「僕じゃなくてリスナーが訊きたがってるんです」といった具合で訊くこともあります(笑)。まさにアーティストとリスナーとラジオDJの三位一体で番組を作っているわけです。


やきそば FM802はゲストが訪れるとDJとリスナーの皆さんで大歓迎する感じが良いですよね。

オチケンさんFM802はとりわけ、ゲスト、リスナー、DJそれぞれの距離が近く感じられるかもしれません。5月には今年の「ACCESS!キャンペーン」の集大成として作詞・作曲を担当してくれた川谷絵音さんを招いて3時間スペシャルを放送しました。絵音さんと1対1で3時間もの放送ができる機会はなかなかないと思います。

FM802がミュージシャンや事務所の皆さんと良い関係を築けるのは当たり前のようで当たり前ではないと思いますし、本当に感謝しています。

◯10代も感じるアナログの温もり

最近はTwitter、Instagram、TikTokなどを使ってネットで自分のことを発信する学生が非常に多いですが、どんなにデジタルの時代になってもアナログでひと手間をかけることに楽しさを感じる学生は多いと感じるそうです。

やきそば 『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』では番組を通じてリスナー(ラジ友)同士が交換日記をする企画「ロジカル・エアーノート MY REQUEST ラジ友交換日記」がありますが、リスナーの皆さんは、色ペンを駆使してさまざまなことを書くそうですね。

オチケンさんSNSの時代であっても若い人はひと手間をかけることを楽しんでいると思います。自分で気軽にアピールできるSNSに比べると交換日記を書くのは手間がかかります。文字やイラストを描いたりして手間がかかるぶん、思い出も残ります。それに、なかにはSNSが苦手な子もいますから、そういう子にもピッタリです。

◯今のうちにさまざまな経験を

やきそば なかには「ラジオDJになりたい」という人からの相談も届くと思いますが、オチケンさんはどのようにアドバイスされていますか?

オチケンさんまずは音楽を聴いたり、ライブに行ったり、たくさんの友達を作ったり、コロナが落ち着いたら海外に行ったりしていろいろな経験をすること。その経験は絶対に無駄になりません。途中で違う夢が見つかったらそれはそれでいいんです。

僕も10代の頃はまさか自分がラジオDJになるとは思っていなかったし、10代の頃からなりたいものがあるのは素晴らしいことです。

やきそば 若いって良いですよね! 若いといえば、以前から思っていたのですが、オチケンさんはなぜ老けないんでしょう?

オチケンさんどうなんでしょうね(笑)。特に何かやってるわけじゃないんですけど。ラジオのDJの先輩 マーキーさんもそうですけど、DJはみんな若いです。喋る時に表情筋をすごく使うから、それが良いのかもしれません。ラジオDJみたいに喋ってアンチエイジングする"新しい美容法"としてどうですかね(笑)。

放送中は脳もすごく使うし、なんといっても好きなことをやっていることが一番大きいかもしれません。

やきそば では最後に全国のリスナーの皆さんにメッセージを...と言いたいところですが、今回は学生リスナーから大きな支持を得ているオチケンさんから、全国の学生向けの番組のDJ、パーソナリティを務めている皆さんへのメッセージをお願いします。

オチケンさん これから世の中がどのように変わっていくのか分からないし、今は手探りなところがあると思います。特に10代の学生向けの番組をやっていると「このアドバイスで正解なのかな」と思ったり、難しいと感じたりすることもあると思うんですけど、一緒にそこを乗り越えていけたらいいですね。DJができることは温かみを持ってホッとできる時間を提供することだと思います。

「8月3日(火)には大阪城ホールでライブイベント『ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!! -SPECIAL LIVE HIGH!HIGH!HIGH!』が開かれます。久しぶりに番組主催のライブを開催できるので、リスナーとはもちろん、アーティストの皆さんやスタッフと一緒に"爆発"したいなと思っています」(オチケンさん談)


後半は、学生が出演、もしくは学生が参加しやすい番組の一部を北から一気に紹介します。

【北海道】

STVラジオ『部活の太陽』(土曜 22時45分〜23時)は「太陽のように輝きながら部活を頑張る高校生」や、 「部活動のなかで太陽のように心を照らしてくれた『人』や『言葉』」を紹介。パーソナリティは岡田和樹。

HBCラジオ『ティーンリスナー獲得プログラム!ワンチャンレディオ!』(月曜 22時30分〜23時)。こちらは10代向け...というよりは、中高生に聴かれるラジオを目指して立ち上がった番組。芸人の「すずらん」が四苦八苦するなか、気がつくとラジオが好きな大人も集まってくる投稿番組に。内容は番組開始当初に比べて変化しつつも面白い展開をしています。

AIR-G'(FM北海道)『IMAREAL(イマリアル)』(金曜 18時〜22時)は「Synapse」のインタビューでも登場したことがある森本優が担当。学生の"イマ"を"リアル"に伝える番組。森本さんもオチケンさんを尊敬していて、初めてお会いした時は感激したそうです。4時間ぶっ通しでテンション高め。森本さんはリスナーの煽り方がうまいです。

FM NORTH WAVE『RADIO GROOVE(ラジグル)』(月曜〜木曜 19時〜21時)は「学生のキミに音楽の楽しさを伝える部活動」がコンセプト。DJは函館生まれ旭川育ち、もともと10代に向けた番組をやりたかったという加藤ジュン。

【東北地方】

RABラジオ(青森)『土曜はDON』(土曜 19時30分〜22時)はネタ投稿が好きな人にうってつけ。ノリの良いリスナーが集まっています。パーソナリティは芸人の「あどばるーん」、吉﨑ちひろ、RINGOMUSUME。吉﨑さんとRINGOMUSUMEのメンバーのリアクションが非常に良いです。

ABSラジオ(秋田)『タマリバ』(金曜 22時〜23時30分)のパーソナリティである芸人「ちぇす」の長谷川瞬が音楽、アイドル、アニメなどさまざまな文化に迫ります。カルチャーに詳しい人の話が聞けるのも嬉しい。

IBCラジオ(岩手)『松原友希のアフタースクールらじお』(金曜 21時〜23時)の松原さん(おまつ会長)はアイドルとプロレスが大好き。岩手の学生も多く出演します。学生が知りたい仕事にスポットをあてた企画にも注目。

Date fm(エフエム仙台)『とび出せ高校生諸君!』(木曜 20時〜20時55分)はシンガーソングライターの竹森マサユキが、地元の高校生を招いてトーク。竹森さんの雰囲気作りもうまい。

【関東甲信地方】

LuckyFM(茨城放送)『菊地真衣のこんなんで、いいのかYO!?』(火曜 19時〜21時)。菊地さんの日常をコミカルに切り取ったトークに注目。気軽に参加できるクイズや、テーマに沿った選曲企画もあり。

TBSラジオ『TALK ABOUT』(土曜 22時〜23時30分)は工藤大輝(Da-iCE)がゲスト(ミュージシャンが多い)とともに、学生が悩んでいることや、学生に関わる社会問題など、学生の声を聞いて一緒に考える番組。特にSNSにまつわる話は大人が聞いても勉強になる。

ニッポン放送『オールナイトニッポンX(クロス)』(月曜〜金曜 24時〜24時53分)。出演はENHYPEN(月曜)、YOASOBI(火曜)、フワちゃん(水曜)、ぺこぱ(木曜)、週替わり(金曜)。YOASOBIのふたりはなんとも言えないほのぼのトークを展開しますが、時々Ayaseさんがikuraちゃんに鋭いツッコミを入れるところもポイント。フワちゃんは聴いているほうが心配になるほどトークが脱線しますが、聴いているうちにクセになるから不思議。

文化放送『レコメン!』(月曜〜木曜 22時〜25時)。ジャニーズアーティストや「坂道」シリーズのアイドルが勢揃い。ポイントはメインパーソナリティの芸人 のりさん(オテンキ)の立ちまわりのうまさ。自分を卑下しつつもアイドルの面白い部分を巧みに引き出します。

TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』(月曜〜木曜 22時〜23時55分)。学生時代に聴いて、この番組の影響を受けたというパーソナリティ、ミュージシャン、アイドルも非常に多いです。長寿番組だけに、聴いていた時のパーソナリティによって年代がバレます。現在は、さかた校長&こもり教頭コンビ。

金曜には『SCHOOL OF LOCK!教育委員会』(23時〜23時55分)がスタート。「とーやま(元)校長」が「とーやま委員」として放送。こちらはSOLを聴いて育った大人向け。とーやま委員が大人のリスナーからコミカルにイジり倒されているのが面白い。

J-WAVE『SONAR MUSIC』(月曜〜木曜 22時〜24時)は、これからブレイクしそうなアーティストを発掘するのがうまい番組。耳が肥えた人も納得の音楽愛に溢れた音楽特集も。聴くと元気になるナビゲーター、ラッパー「あっこゴリラ」の自由奔放な姿にも注目。

FM NACK5(埼玉)『FAV FOUR』(月曜~木曜 20時~23時)が4月に始まりました。出演はバカボン鬼塚・松本有紗(月曜)、JOY・結(火曜)、古坂大魔王・松本有紗(水曜)、はなわ・結(木曜)。『おに魂』『Nutty Radio Show THE魂(ソウル)』に続くNACK5の賑やかな夜ワイド。バカボンさんの雑学、JOY、古坂大魔王、はなわのお仕事の裏話など、前シリーズに比べると少し大人向きに。

bayfm(千葉)『ジェネZ』(日曜 22時30分〜22時57分)。こちらも4月にスタート。出演はお笑いトリオ「トンツカタン」の森本晋太郎と、アイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」の蟹沢萌子。人気急上昇中のふたりによる番組が誕生。蟹沢さんのリアクションが良い味を出しています。ゲストが出演する週も面白いですが、ふたりだけのフリートークの週もおすすめ。

FM FUJI(山梨)『ロヂウラベース』(月曜 21時〜23時)。「Official髭男dism」のベース、楢﨑誠の番組。ヴォーカルでフロントマンの藤原聡さんに比べると、楢﨑さんはテレビでは喋る印象が薄いかもしれませんが、この番組ではひとりでゲラゲラ笑いながら楽しそうに放送しています。フリートークが楽しいのはもちろん、リスナーから送られた生活音を紹介するコーナーは時にほのぼの、時に爆笑。

恋愛や人生相談にもこたえます。「Official髭男dism」のことをあまり詳しく知らない人でも気軽に楽しめる生放送番組。

【中部地方】

SBSラジオ(静岡)『テキトーナイト!!』(土曜 20時〜22時)。学生リスナーとの距離のとり方がうまい鬼頭里枝が自由に喋る2時間。部活で活躍している地元の学生、学校訪問で出会った学生、街頭インタビューで出会った学生と積極的にコミュニケーションを図っています。緊張をほぐすのがうまい鬼頭さん。放送は11年をこえて、学生時代から聴いていて結婚したリスナーも増えてきました。

FMとやま『西村まさ彦のドラマチックな課外授業』(月曜〜木曜 7時45分〜7時55分)。俳優の西村さんを迎えて、富山県内の中学生がラジオドラマを制作。人気企画の番組です。

福井放送『放課後☆LIVE』(金曜 17時45分〜18時15分)。旬の音楽やエンタメ情報を福井から発信。パーソナリティは新しいことが大好きな"なかむー"こと中村謙太アナウンサー、ジャニーズアイドルとアニメが大好きな"はるる"こと大川晴菜。ライブ配信も行っています。余談ですが、なかむーは福井弁で伝えるニュースの動画をアップしていて、こちらも非常に面白いので、ぜひご覧ください。

CBCラジオ『チュウモリ「酒井直斗のラジノート」』(水曜 22時〜24時20分)。『人気ラジオ番組完全ガイド』(晋遊舎)のランキングにて「最も参加しやすいラジオ番組」に選ばれた番組。酒井さんは名古屋生まれ、名古屋育ちの芸人。生放送でリスナーからイジり倒されながらも、時には学生に向けた真面目な話もします。昨年、FM AICHIのパーソナリティ小林美鈴さんと結婚。幸せいっぱいですが、婚約したことをラジオで生報告した際に「酒井ロス」が起こるかと思いきや、全く起こらずションボリ。

東海ラジオ『高校ラジオクラブ』(月曜 21時40分〜21時50分)。2004年スタート。毎月ひと組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組を制作。この番組に出演する高校生はひとクセもふたクセもある人が多く、しっかりと考えた企画に面白いトークをあてはめていきます。動画配信全盛の世の中ではありますが、本物のスタジオでプロが使う機材に囲まれるとテンションが上がる人も多し。

ZIP-FM『Mirror Park』(月曜〜木曜 21時〜23時)。ナビゲーターはハイテンションな小林拓一郎。コンセプトは「夜の公園に集まって、自分のやりたいコト・興味のあるモノを自由に喋って、とにかく遊ぶアクティブな2時間」。あるテーマに沿ってリスナーと意見を交わしたり、アーティストを迎えたり、リスナーから笑えるネタを寄せてもらったり...10代をワクワクさせる企画や仕掛けが充実。"コバタクワールド"が光るトークにもニヤリ。スポーツネタにも強いです。

【近畿地方】

MBSラジオ『週刊ヤングフライデー』(金曜 23時〜24時30分)。人気芸人「アキナ」による深夜の青春バラエティーラジオ。中でも、リスナーの留守電メッセージを紹介する「ヤンフラテレフォン」は名物コーナー。恋愛の悩みを聴いていると学生時代にタイムスリップした気分になる。毎回、山名さんが愛犬「おまめちゃん」を連れてくるのが恒例。

ABCラジオ『リアルをぶつけろ!ハッシュタグZ』(土曜 22時〜23時)は阿久津愼太郎と田中雅功がく(さくらしめじ)が、Z世代が気になる話題に触れます。出演者のちょっとした会話のなかにZ世代の本音や迷い事がチラホラと垣間見ることができるのもポイント。大人が聞いて驚くようなビジネスの話題も扱われます。話題になっている本を題材にディスカッションするコーナーも。

FM大阪『よしもとラジオ高校〜らじこー』(月曜〜木曜 21時〜21時55分)は見取り図、学天即、藤崎マーケット、祇園らが出演。藤崎マーケットは先にブレイクしましたが、この番組はかまいたち、天竺鼠もレギュラー出演していた登竜門のような存在でもあります。不定期で公開イベントも開催。

Kiss FM KOBE『大阪芸短 presents ハイスクールノオト』(土曜 8時〜8時15分)は兵庫県内の高校をサウンドクルーの永田早紀さんが訪問。学校の特徴や部活の話を訊くほか、みんなで学校のラジオCMを作ります。その場で台本を考えて、その場でCMに仕上げる臨場感が味わえます。

wbs和歌山放送ラジオ『WA!ERA』(土曜 14時45分〜16時)は和歌山県の学生が主役。スタジオにさまざまな学生を招いて三浦ちあきが彼らの話を訊き出します。昨年は、思うように活動できなくなった放送部の皆さんのために、アナウンサーをはじめ、放送のプロの皆さんがアドバイスを送る企画を6回にわたって放送しました。その時の放送は和歌山放送のサイト「和放音倉庫」内の「放送部員のための自主強化ラジオゼミ」にて聴くことができます。

【中国・四国地方】

RCCラジオ(広島)『ヨルノバ』(月曜 21時〜23時30分)。コンセプトは「明日、話したくなる楽しい情報をみんなで持ち寄る、『中高生の夜の居場所』」。出演は田村友里アナウンサー(毎週)、シンガーソングライターのムカイダー・メイ、音楽クリエイターのKAYLLY(ともに隔週)、イラストレーターの世紀末(月に一度登場)。リスナーとのやりとりが微笑ましく、田村アナがそっと寄り添う姿が印象的。面白そうなことにはなんでもチャレンジする点にも注目です。

BSSラジオ(鳥取)『森谷佳奈のはきださNight!』(月曜 20時〜22時)。「はきだし」をテーマにした投稿、生放送で料理を作る「今夜のあて」、リスナーと電話で話す「リスナー若者解体新書」など、注目のアーティストを紹介するコーナーなどがテンポよく展開されます。山崎怜奈(乃木坂46)がこの番組のファンだということを公言しており、リモート出演したこともありました。森谷アナウンサーの入社2年目にスタートしたこの番組も6年目に突入。最近は10代、20代のリスナーが増えています。

FM愛媛『カモ☆れでぃ★Night!』(月曜〜木曜 20時〜21時50分 ※水曜・木曜は21時30分まで)は、愛媛の10代徹底応援番組。人気企画「校内放送デリバリー」では実際に学校にお邪魔して放送します。愛媛県内の学校の給食と食材を紹介する「ぐるっとえひめ、きょうの給食」のコーナーのほか、文具の話、アイドルの話のコーナーなども。学校CMコンテストも行っています。中岡りょういち、古谷那瑠美(月・水曜)、花野(火・木曜)の賑やかなトークも。

【九州・沖縄地方】

RKBラジオ『カリメン』(火曜〜金曜 21時〜22時52分)。井口謙(火・水曜)、辻満里奈(木曜)、冨士原圭希(金曜)の3人の若手アナウンサーによる、夜の解放区のような2時間。テンション高めのトークと、イジられ上手な部分に特徴がある井口アナ、学生時代の出来事から最近の出来事までフリートークの面白さに拍車がかかっている辻アナ、独特の世界観でためになる話をユーモアを交えて話す冨士原アナ、と三者三様。

KBCラジオ『和田侑也のハイスクWish』(火曜 24時〜25時)では、KBCの20代アナウンサーコンビ、和田侑也と岡田理沙が高校生の話に耳を傾けます。話の引き出し方、雰囲気作りのうまさがポイント。高校生のみでお届けするミニ放送局『Viva高校生!ハイスクRADIO』を番組内で放送しているのがユニーク。最近の高校生はトークがうまい。

OBSラジオ(大分)『情熱ライブ!Voice〜とりまラジオ』(月曜〜木曜 16時40分〜17時)は、大分の中学・高校生に関するトピックスや学生の気持ちが分かる番組。「こげなん中高生見っけ♪」では話題の学生も登場。しっかりしている学生が多く、出演者は感心しきり。出演は小田崇之、賎川しずかわ寛人、渡辺敬大、野良レンジャー(竹尾悠兵・首藤将太)。そのほか、OBSラジオでは大分大学の学生が出演する『BUNDAIラジオ』(日曜 16時〜16時30分)も放送されています。

NBCラジオ(長崎)『ラジオ DE ビブリオバトル』(金曜 21時15分〜21時30分)。長崎県をビブリオバトルの強豪県にしようと企画された番組。パーソナリティは小説家(ことのは文庫『魔法の声 ~長崎東山手放送局浪漫~』、PHP文芸文庫『午前0時のラジオ局』ほか著書多数)でもある村山仁志。大人が聴いても参考になる、真剣なバトルの様子などを放送。

エフエム長崎『創成館 Wings ウルトラ フライデー HYPER MAX!!』(金曜 18時45分〜19時)は創成館高校の理事長、校長の奥田修史さん自らおしゃべり。アグレッシブでアイデアマン。トークも歌もうまくて、生徒に好かれる奥田さんが学校の近況や教育問題などを語ります。

RKKラジオ(熊本)『GWEEENとはばたけHEROES!!』(金曜 23時〜23時30分)は熊本県内で活躍する高校生にしっかりとインタビュー。特に令和2年7月豪雨の発生後は、被害を受けながらも前向きに動く皆さんを取材しています。

くま川鉄道復旧のための募金活動(南稜高校)、練習拠点が浸水しながらも頑張る新体操部(芦北高校)、球磨川を練習拠点にしてきたカヌー部(人吉高校)、被災した球磨村の現状をSNSで発信する村内の高校生たち(球磨村広報特派員)など。さらには豪雨で被災した皆さんを励ます意味を込めた歌を作った人吉高校の学生も取材しました。中華首藤、渡辺大輔、石橋尚子の愛のある取材にも注目。

RKKラジオ『Yabaらじ!』(土曜 21時〜21時30分)は高校生が主役の番組。パーソナリティはUsay、産休から復帰した西村赤音。さらに高校生の皆さんを迎えてワイワイとトークをしていきます。トークテーマは「遠距離恋愛には耐えられる?」、「憧れの人、尊敬する人」など。「私の主張!今、高校生の私が言いたいこと!」のコーナーもあります。赤裸々な話が飛び出します。

FMKエフエム熊本『FMK RADIO BUSTERS』(月曜〜木曜 16時〜18時55分)では「HIGH SCHOOL BROAD CASTER」(水曜)に注目。放送部所属の高校生に電話を繋ぎ、近況を根掘り葉掘り訊きます。スマイリー原島と冨田浩二とのやりとりは、なんともいえない微笑ましさがあります。

MRTラジオ(宮崎)『甲斐杏奈の今夜もcheckcheck!』(土曜 22時〜23時30分)。同局のテレビ番組『Check!』とも連動。テーマ投稿、人生相談、大人向けのクイズ、じわっとくる面白い話など。甲斐杏奈の自然なリアクションと時々出てくる訛り、ノってくると早口になるところが良い味を出しています。2021年4月に始まったばかり。大人のリスナーも多く、今後の展開に注目。

MBCラジオ(鹿児島)『てゲてゲハイスクール→ハウス』(日曜 15時〜16時55分)。15時台は鹿児島県の高校生が主役の「てゲてゲハイスクール」、16時台は大学生MCがお送りする「#てゲてゲハウス」。

MCの岩﨑弘志アナウンサーはその場の雰囲気を温めるのがうまく、緊張気味の学生がいても「岩﨑マジック」で楽しくお話しさせることができます。大学生MCもうまい人が多く、即戦力なのも特徴のひとつ。高校生が主役のイベント「てゲてゲハイスクールフェスティバル」も大盛況です。ダンスあり、歌あり、魚の解体ショーあり。現在は放送やオンラインを通じて行われていますが、コロナ禍前は鹿児島中央駅前の広場で大々的に行われていました。

FM沖縄『Radio dub』(月曜〜金曜 20時〜20時55分)は沖縄の若手芸人による、とにかく賑やかな55分間。パーソナリティは、山城皆人(クーターシンカ)(月~水曜)、よすみ(ハンドクラップ)(月・火曜)、なかち(カマル)(木・金曜)、さーきー(スズカーサーキット)(水~金曜)。さらに、番組内では沖縄を拠点に活動するヤングオオハラ、Kai-tone、オモイトランスの番組も放送されます。

<了>

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