【ラジオレコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO】〜「シモショーがいいね!」と思ってもらうため〜ABCラジオ『ABCミュージックパラダイス』下埜正太さん

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【ラジオレコメンダー

ラジオ レコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO 第64回

今回はFM大阪、ABCラジオをはじめ、関西のラジオやテレビを中心に活躍しているラジオDJ、下埜正太(しもの・しょうた)さん(愛称"シモショー")に注目。

下埜さんといえば4月に放送された『マツコの知らない世界』(TBS)でシンガーソングライターのaikoさんが「イチ推しパーソナリティー」のひとりとして紹介して大きな反響を呼びました(ほかのふたりはヒロ寺平さん、谷口キヨコさん)。

インタビューにかける情熱がほとばしっている下埜さんに、ロングインタビューを行いました。

※記事では下埜さんがお付き合いの長いaikoさんに対して普段から使っている「aikoマン」という呼び名をそのまま使用しました。


◯aikoさんからの質問を改めて

やきそば aikoさんは、下埜さんが番組に登場するゲストについてとても詳しいことから、下埜さんを尊敬を込めて「ストーカーDJ」と紹介していましたよね。確かに下埜さんはゲスト出演される方についてとてもよく調べているイメージがあります。

下埜さん ほかにもきちんとしているDJはたくさんいると思いますので、"めっちゃ調べてる"と言われると申し訳ないですね(笑)。
やきそば ABCラジオ『ABCミュージックパラダイス』(4月14日放送)にaikoさんが出演した時にaikoさんが下埜さんに質問をしようとしたら、下埜さんが「今日はaikoさんがゲストだから」と敢えて答えなかった質問をaikoさんになり代わって僕から"逆質問"します。

「音楽を聴くこと、調べることにどのくらい時間をかけていますか?」

下埜さん まさかここで再び聞かれるとは(笑)! 僕は基本的に近々番組でお会いするミュージシャンの楽曲を聴いています。多い時は生放送と収録番組を合わせて一日に5組の方とお会いすることもあるので、日々その状態が続いています。

そのほか、ゲストには来られないものの番組で紹介するミュージシャンの楽曲も聴いています。


やきそば いつも時間に追われている感覚はありますか?

下埜さん それはないんですよ。やりたい仕事をさせていただいているので、調べ物をしたり、たくさんの曲を聴いたり、同じ曲を何度も聴いたりすることは苦ではありません。

やきそば さすがですね!

◯「ツカミ」の大切さ

やきそば ゲストを迎えるにあたり、心がけていることは何ですか?

下埜さん ツカミです。ゲストコーナーの最初の部分は「下埜っぽい」と言われたいと思っています。「今日お迎えしたのは◯日に新曲をリリースした◯◯さんです!」という定型文みたいな入り方だけはしないようにしています。

あと、僕が少し前から意識的に避けているのが、ゲストコーナーの締めで「最後にリスナーの皆さんに一言お願いします」と言ってふらないことです。

やきそば あ! それは僕も引っかかります。

あるテレビ番組に出演したミュージシャンが、キャンペーンの苦労を聞かれて「ラジオのゲストコーナーで『最後に一言』と聞かれるのが苦手」と仰っていました。


下埜さん 朝からキャンペーンでいくつも仕事をしている場合もあって、どの番組に出ても「最後に一言」と言われると大変だと思います。ただ、相手がデビューしたばかりだと本人も事務所も喜んでくれることがあるから、時には「最後に一言」で締めることもあるので100%避けているわけではありません。

やきそば 話が盛り上がって、時間がなくなって「全然話しきれなかったのでまた来たいです!」と終わっていくのが理想ですよね。

下埜さん そうなんです。来ていただいたからには時間いっぱいまで絶対に全力で楽しんでほしいです。
そのほか、ゲストがほかの番組に事前に出演する場合は見聞きするようにしているそうです。それは質問を被らせたくないから、とのことです。

下埜さん 万が一「その質問、さっきほかの番組でも聞かれたんですよ」と言われるようなことがあったら負けた気持ちになると思うんです。特に昔からお世話になっている方なら、なおさら今まで話したことがないような内容で楽しんでほしいという気持ちが強いです。

aikoマンやビッケブランカをはじめ、ラジオを愛してくださる方はとても多いので、ゲストが幻滅しないようにしっかりとお迎えします。一方、初めてお会いする人だと多少は質問が被ってもしっかりと聞くことがあります。


やきそば 下埜さんは相手が若手であっても、大物のミュージシャンと同じように盛り上げますよね。

下埜さん 例えば『ミュージックパラダイス』にaikoマンが出演した時と姉妹デュオのゆりめりが初登場した時は、いずれも同じ熱量で話を引き出しました。新人さんとか、私のラジオに出演すること自体が初めてだったりするとめちゃくちゃ燃えるんです。

「悪いようにはしないから私に委ねて」という思いです(笑)。ラジオもキャンペーンも苦手になってほしくないから、とても丁寧に光をあてます。

ラジオを聴いた人に「え?ラジオに出演するの、初めてなの?」と思われてほしいです。


◯生放送と収録

やきそば 現在、下埜さんのラジオ番組は生放送の番組『LOVE FLAP』(FM大阪)、『ミュージックパラダイス』(ABCラジオ)と、収録の番組『BUZZ ROCK』(FM大阪)がありますが、生放送と収録番組それぞれの魅力を教えてください。

下埜さん 生放送は一発勝負なのに対して、収録だと収録時間全体の2割くらいはカットされてもいいと考えています。そこで、本筋とは離れていて放送時はカットされそうなことで、なおかつ本人が楽しく答えられる質問を敢えてすることがあります。

もちろんその部分は使いませんが、本人は上機嫌なまま再び本筋の話をすることができるんです。"遊び"の部分を入れることができるのが収録の良いところです。


やきそば 一方、生放送だと放送時間中にお会いすることがあるため、短い時間で挨拶をしてそのまますぐオンエア...ということもしょっちゅうありますよね。

下埜さん ゲストコーナーが始まる直前、曲がかかっている間にスタジオに入っていただいて、挨拶をして座っていただき「この曲のあとゲストコーナーです」と告げます。その僅か1〜2分で空気をつくるんですけど、それは僕にとってたまらなく贅沢な時間なんです。

やきそば あの時間は繊細かつ大事ですよね〜。

下埜さん ゲストが僕の番組に出演する前にどんな仕事をしたのか、分かる範囲で確認しておきます。「さっき、別の番組で辛いものを食べてましたけど、大丈夫ですか?」とか、「ここに来るまでに移動が多かったみたいですが、疲れていませんか?」と言って寄り添うようにします。

要するに僕は"味方"であることをにおわせるわけです。


やきそば 繊細に仕事をしている下埜さんは、プロフィールの「特技」の欄に「インタビュー」と書いていますよね。

下埜さん 敢えて書くことで自分にプレッシャーをかけています。すると不思議なことにインタビューの仕事が一気に増えました。話を伺う相手がレジェンドでも新人でも、おもてなしの気持ちを忘れないようにしています。

嬉しいことにaikoマンに評価していただいたり、今回のようにインタビューの仕事についてインタビューをしていただけるようになりました。全て繋がっていると思いました。

◯変わったファッションの秘密

やきそば ところで下埜さんはいつも変わった服を着ていて、マメに見つけているのがすごいと思います。

『ミュージックパラダイス』でaikoさんを迎えた時も、aikoさんの新しいアルバム『今の二人をお互いが見てる』に収録されている曲『アップルパイ』に関連して、リンゴの絵がたくさん描かれたシャツを着ていましたよね。aikoさんも感心していらっしゃいました。

下埜さん aikoマンにインタビューをすることが決まる前にリンゴの絵がたくさん描かれたシャツを見つけたので、「この服をaikoマンの前で着たらおいしいやろうな〜」と思って下心丸出しで買いました(笑)。この前『LOVE FLAP』に宮沢氷魚さんが来られた時は魚の絵柄のついたTシャツを着ました。


◯ラジオを通じて大人の世界に

やきそば 下埜さんは鹿児島出身ですよね。10代はラジオをどのように聴いていましたか?

下埜さん 子どもの頃は鹿児島の民放ラジオ局はAMのMBCラジオの1局でした。

やきそば ハガキは出していましたか?

下埜さん 中学生の時にMBCラジオの采野吉洋さんの番組『アニメでGO!GO!』にハガキを出して、初めて読んでいただきました。嬉しかった反面、実は思い出すだけでも恥ずかしい出来事なんです。

ある日『アニメでGO!GO!』を聴いていたら、リスナーから失礼な内容のハガキがあって、采野さんがバッサリと斬っていました。それを聴いて僕が思わず「采野さんの斬り方はちょっとおかしいんじゃないですか?」と、僕の汚い字で抗議のハガキを送ったんです。

今にして思えば、当時の僕は生意気で世間知らずで浅はかでした。抗議のハガキをきちんと紹介してくれた采野さんの心の広さに「なんてカッコいい大人なんだ!」と思いました。青臭い中学生が素敵な大人に触れた瞬間でした。いつか采野さんにお会いしてあの時のことを謝りたいです。采野さんに教えていただいたことはとても大きいです。

やきそば とても大きな経験ですね!

◯関西で受けたカルチャーショック

やきそば その後はいかがでしたか?

下埜さん 高校生の時(平成4年)にμFM(エフエム鹿児島)が開局して、FMラジオのカルチャーにも触れました。大学に入学して京都に引っ越した時は「こんなにたくさんのFMラジオ局があるのか」とカルチャーショックを受けました。

やきそば 関西はFMもAMのラジオ局も多いし、ほかの地域のラジオ局の電波も入るから選択肢が多いですよね。

下埜さん しかも、それまでFMのDJは共通語で喋るイメージがあったので、関西弁で喋っていることにも驚きました。
やきそば 印象に残っている番組は?

下埜さん ロックが大好きなのでFM802で放送していたブライアン・バートンルイスの『メガ・ロック』をとてもよく聴いていました。はちゃめちゃで、とても激しく音楽を紹介していて空気感が好きでした。

ブライアンさんが紹介した音楽のCDも買っていました。いつしか、将来に就きたい職業のなかにディスクジョッキーが加わりまして、今、僕が所属している事務所「セイ プロダクション」が開いているアナウンススクールにも通いました。

やきそば アナウンススクールに通ったんですか!

下埜さん 当時発売していた『ケイコとマナブ』(リクルート)で見つけました(笑)。
やきそば その頃に受けたアドバイスで覚えていることはありますか?

下埜さん 通い始めた当初は、自分は喋る職業に向いていると思いこんで油断していました。ところが、まわりはレベルがとても高い人ばかりでした。僕は鹿児島のなまりが残っていて、共通語も使えなくて、滑舌も良くないことに気付いたんです。

そこで初めてプロとの違いを実感しました。僕はいつも怒られていてヘコみながら学校に通っていたのですが、ひとりだけ「あなたの大きな声は素晴らしいから、大切にしたほうがいい」と前向きな言葉をかけてくれた先生がいました。松山桂子先生です。

やきそば 良いですね!

下埜さん 先生はFM802でニュースを読んでいた方で、「例えばFM802で人気のDJ、Nさんはいつも素敵な大きな声で喋っています。あなたも大きな声を大切にしてください」と言っていただけたことが心の支えになっています。

◯爪痕を残したくて

下埜さんのラジオデビューは2000年8月14日。エフエム滋賀(e-radio)で放送された3時間の特別番組『レイクサイドサマーリゾート2000 in 近江舞子』でした。

やきそば きっかけは何でしたか?

下埜さん 事務所から特番のオーディションに誘われたことです。当時僕は23歳で、ラジオで話す経験がなかったから、僕が受かるとは誰も思っていなかったと思います。

大学を卒業して初めて迎えた夏で、同級生はみんな社会人になってバリバリ働いている最中、僕はバイトをしていたので、何がなんでも受かりたかったです。


やきそば 初めての放送はいかがでしたか?

下埜さん 琵琶湖のほとりにある近江舞子中浜水泳場にラジオブースを設営して、DJの寺立知可さんと放送しました。なんとか爪痕を残したいと思って、海パンを仕込んでおいて「どのくらいの水温なのか調べてきますね」と言って生放送中に琵琶湖に飛び込みました(笑)。 やきそば いかにも下埜さんがやりそうですね(笑)。

◯いつか再び若宮テイ子さんと

それから5ヶ月。下埜さんにとって初めてのレギュラー番組『INDIES PILOT』(2001年1月)がFM大阪で始まりました。

下埜さん 2000年の年末のオーディションに合格しました。ありがたいことに、この番組以来、レギュラー番組がずっと続いています。

やきそば 下埜さんにとって"師匠"のような存在の方はいらっしゃいますか?

下埜さん 若宮テイ子さんです。僕が29歳くらいから一緒に番組をさせていただいて、たくさんのことを学びました。いつかまたふたりで番組をやりたいです。

ただ、僕が若宮さんのことを"師匠"と呼ぶと「私はあなたのパートナーであって、師匠ではないよ」と言われてしまうから気を付けないといけません(笑)。


下埜さんには、どうしても忘れられないエピソードも教えていただきました。

◯長渕さんからのサプライズ

下埜さん インタビューをもっと深掘りしたいと思った出来事があります。初めて長渕剛さんにインタビューをさせていただいた時の話です。

長渕さんは雲の上の存在なのでかなり緊張していたのですが、同郷であることもあり、なんとか心の距離を縮めていろいろとお話を伺えたらと思っていました。

鹿児島は黒板消しを「ラーフル」と呼ぶのですが、ある日お店で黒板消しの絵がついたTシャツを見つけまして、ラーフルの話をきっかけにお近付きになれたらと思い、ジャンパーの下に着て行きました。


やきそば そうなんですか!

下埜さん いよいよ長渕さんにお会いしてご挨拶をさせていただき、長渕さんに「僕も鹿児島出身です」と言うと「おお、そうなの!」と喜んでくださいました。そこで黒板消しが描かれたTシャツをお見せしてラーフルの話をしましたが、突然の出来事だけあって、あまり反応がなかったんです。

僕のツカミは見事に失敗して脇汗が止まらなくなりました。

やきそば ええ!!
下埜さん ここで引いたら僕と長渕さんの関係は終わってしまうと思って、今度は地元の小学校の話を切り出しました。長渕さんから僕が通っていた小学校を聞かれたので、「鹿児島大学教育学部附属小学校です」と答えたところ、僕が金持ちで、そのことを自慢し始めたと思ったようで「お前はボンボンなの?」と言われたんです。

僕はここで引いたら僕のDJ人生が終わると思い、思い切って「長渕さん、国立の小学校のほうが公立よりも安いんです!」と言いました。すると「そうか、そうか(笑)」と分かっていただきまして、そこからはインタビューが楽しく進みました。

やきそば すごい話ですね!
下埜さん しかし話はこれで終わりません。インタビューが終わると長渕さんは「あれ、持ってきて!」と言って、事務所の方に愛用している「トンボ」の新品のハーモニカを持ってきてもらって、「頑張ろうな」と言ってサインを書いてくださいました。

"長渕剛"に必死にしがみついて味わいたいという思いが強かった僕にとって、忘れられない出来事です。これからどんな時も全力でインタビューに向きあう気持ちが濃くなりました。

◯感想を捻りすぎた顛末

下埜さん 欅坂46(当時)のライブに初めてお邪魔した時のこと。楽屋挨拶で感想を話す時に、話す内容を考えすぎてしまってやらかしたことがあります。

欅坂46の楽屋挨拶はライブが終わった後、大勢のメディア関係者が列をつくって、それぞれの代表がおよそ30人ほどのメンバーの前で感想を言うんですけど、その時は後ろのほうだったので感想が被らないように、なおかつ爪痕を残そうと思いました。

そこで「皆さんのパフォーマンスを初めてライブで見せていただいて、高級中華の麻婆豆腐みたいでした」って言ったんです。

やきそば 麻婆豆腐ですか?
下埜さん そうです。そしたら意味が伝わらなくてメンバー全員がドン引きして「サーーーッ」と引いていくのが分かりました。

そこで、「熱々の石焼き鍋に入っていてずっと冷めない。旨味がありながらも辛味もあって、観ているこちらまで汗をかく感覚で、それが最後まで続くようなライブでした」という話をしました。ほとんど「麻婆豆腐の感想」になってました。

やきそば 下埜さんの話を聞いていてこちらまで汗をかいてきました。僕もライブで楽屋挨拶をすることがあるので、気持ちは痛いほど分かります。

下埜さん 一の矢が駄目なら、二の矢、三の矢でいく精神でした。この出来事も忘れられませんし、いまだにまわりから「そんな例え、よく言いましたね(笑)」と言われます。

◯HYDEさんから学んだこと

やきそば ところで下埜さんはラジオの放送以外にも、いろいろな仕事をされていますよね。

下埜さん HYDEさんのファンクラブのラジオ「ハイドラ」でHYDEさんのお相手をさせていただいていました。そのおかげでHYDEさんから学んだことも多いです。

まずはHYDEさんのサービス精神のすごさです。若手のDJがHYDEさんに話を聞く場合は緊張すると思うんですけど、HYDEさん自ら寄り添ったり、ポップな雰囲気にしてみたり、敢えて裏回しに徹してみたり、場合によっては下ネタを挟んでみたりもします。つまり時と場合によって雰囲気を変えるんです。

やきそば すごいですね!
下埜さん 番組やイベントによってファンが求めていることを熟知されています。昨年、HYDEさんのソロ活動20周年を記念して2021年に開催されたコンサートを収録したライブ映像作品(Blu-ray & DVD)『HYDE 20th Anniversary ROENTGEN Concert 2021』のリリースに先駆けて、全国の映画館で先行上映会が実施されました。

TOHOシネマズ、六本木ヒルズではHYDEさん本人が舞台挨拶のため登壇されて、その模様は各地の会場にもライブ・ビューイングで生中継されました。そのトークショーのMCを務めさせていただきました。

HYDEさんは映画館のお客さんはもちろん、全国の会場で観ている大勢の方々も楽しませたほか、ネットニュースで話題になることまで逆算して僕と話したりお客さんとやりとりをされていました。全ての方向に向けておもてなしをするHYDEさんを本当にリスペクトしています。

◯「シモショーがいいね!」と思ってもらうため

やきそば これだけ長いキャリアがあるので、下埜さんが仕事について語るトークライブがあったら面白いのでは...と思ったのですが、いかがでしょう。

下埜さん それはするつもりはないんです(笑)。僕は誰かのお手伝いをすることで結果的に「あのMCが良かったね」と言われるのが理想なんです。

昨年、シドのヴォーカルのマオにゃんが「FANMEETING TOUR 2022」を行って、そのスペシャルトークショーのMCをさせていただきました。しかも全ての会場のMCを任せていただいたのがとても嬉しかったです。

僕がミュージシャンを輝かせつつ、お相手から「シモショーがいいね」と言っていただけるのが僕にとっての喜びです!

やきそば 素敵です。本日はありがとうございました!



後半は新しく始まった音楽番組のなかから一部を紹介します。

JFN系列のFMラジオ局では午後のワイド番組『レコレール』(放送局によって放送日時が異なります)がスタート。『レコレール(recorrer)』とは、スペイン語で「巡る、歩く、旅行する」という意味。月曜・火曜はShaula、水曜・木曜は鬼頭由芽。

同じくJFN系列のラジオ局でスタートした『週刊音楽論』(放送局によって放送日時が異なります)は市川美絵が専門家とともに、時代を超えて愛される楽曲、アーティストの魅力にじっくりと迫ります。

北海道のFM NORTH WAVEではRISING SUN ROCK FESTIVALの情報をいち早く伝える唯一のフラッグシップ・オフィシャル・プログラム『RISING SUN ROCK FM』(土曜 20時〜21時)がスタート。

青森のRABラジオでは『ラジオ青山』(日曜 18時05分〜19時)がスタート。青山良平と吉﨑ちひろアナウンサーが和洋の懐かしい曲を紹介します。

Rhythm Station(エフエム山形)では『WAVE4 yamagata music』(月曜〜水曜 18時10分〜18時55分)がスタート。月曜は昭和歌謡もたっぷりと聴かせるティーナ・カリーナ、火曜・水曜は香坂あかね。火曜はニューリリースを、水曜は平成の出来事とその年を彩った曲を紹介します。

同局では『マイ・カセットテープナンバー』(土曜・日曜 10時55分〜11時、15時55分〜16時)もスタート。カセットテープ全盛時代であった1970年代から90年代までの楽曲を県内リスナーの想い出とともに届けます。地元のレコード店から書店、飲食店の方まで様々な人が登場します。

文化放送では一組のアーティストにスポットライトをあて、そのアーティストの名曲をフルコーラスでお届けする音楽番組『ARTIST FC』(月曜~木曜27時〜28時44分)がスタート。案内役は太田英明アナウンサー。

TOKYO FMで始まった『東京海上日動「マイプレイリスト」〜そばにある音楽〜』(土曜 15時30分〜15時55分)は音楽通の高橋茂雄(サバンナ)が毎月、テーマをもとに、リスナーからプレイリストを募集。その楽曲とエピソードを紹介していきます。Spotifyで番組オリジナルプレイリストも展開。聴くと好きな楽曲が増える番組です。

千葉のbayfmでは深夜の音楽番組『Wave Re:minder -懐かしむより、超えていけ!-』(水曜 25時〜25時55分)がスタート。ココロ躍る大人の音楽メディア「Re:minder -リマインダー」連動、監修による音楽番組。

Re:minder代表、太田秀樹が、Web内でコラムを担当する様々な「カタリベ」や、現場で音楽に寄り添った証人たちとともに70・80・90年代それぞれの時代を彩った洋邦サウンドを様々な角度から鋭く、時にゆるく徹底分析、深掘りする。深夜にじっくりと音楽談義で楽しみたい人にうってつけ。貴重な情報がふと飛び出すのでメモをとりながら聴くのもおすすめです。

愛知のZIP-FMでは『OVER VIEW』(月曜〜木曜 14時〜16時30分)がスタート。月曜・火曜:ZIP-FM新登場のコーリア留奈、水曜・木曜:アグレッシブなDJでFM802でも活躍する高樹リサ。続いて高木マーガレットのポップな夕方ワイド『MAGIC JAM』(月曜〜木曜 16時30分〜19時)などがスタート。

高木マーガレットは静岡のSBSラジオで『高木マーガレットのMO-E-KA もぉ~えぇか!』(日曜 15時~17時)も始めました。もともと静岡放送のアナウンサーだった彼女が5年ぶりに古巣でも番組を担当。ハワイ生まれ、テキサス育ちの彼女は様々なアーティストとの繋がりがあり、ゲストコーナーも盛り上がります。

同じくSBSラジオではK-mix(静岡エフエム放送)でもおなじみ、姉御肌なDJ Roniさんの番組『DJ RoniのROUNDABOUT』(金曜 13時〜16時)がスタート。Roni節がSBSラジオでも楽しめます。

京都のα-STATION(FM京都)では新譜情報や次世代を担うアーティスト、注目のライブ・フェス情報など最新の音楽シーンを中心にお届けするミュージック&カルチャープログラム『AWESOME NEW』(前田彩名 月曜 19時~21時)がスタート。音楽業界で働く方からのおすすめのアーティストを紹介する企画もあります。

FM802はかなり大きな改編を実施。24時からの深夜枠は火曜『FLEEKLOUNGE』(板東さえか 24時~27時)、水曜『THE OVERSEAS』(深町絵里 24時~27時)、金曜『living room 802』(豊田穂乃花 27時~29時)。土曜の夜は『Roundtable with Komaki』(土井コマキ 22時~24時)。

DJの変更は『EVENING TAP』(18時〜21時)水曜・木曜に田中乃絵。『RADIO∞INFINITY』(木曜 24時〜27時)に2022年4月にDJデビューしたばかりのハタノユウスケ。『WEEKEND PLUS』(土曜・日曜 5時〜7時)に田中麻希。『SATURDAY AMUSIC ISLANDS AFTERNOON EDITION』(土曜 12時〜18時)に樋口大喜。『OSAKAN HOT 100』(日曜 12時〜15時)に高樹リサ。

FM COCOLOでは『MOVE ON SATURDAY』(光永亮太 土曜 10時~14時)、『BRAND-NEW SHINe』(西田新 日曜 6時~10時)、『SUNDAY IN THE PARK』(吉村昌広 日曜 10時~14時)、『Sunday Music Passage』(山添まり 日曜 16時~19時)、『THE MUSIC OF NOTE 宮田和弥の「バンドやろうぜ」』(金曜 21時~22時)がスタート。

高知のRKCラジオでは『Kotoeのミュージック・フロム・シエスタ』(金曜 12時〜12時15分)がスタート。ミュージシャンで音楽療法士の鈴木琴栄の番組。3歳からクラシックピアノを始めて大学卒業後に渡米。ニューヨーク大学大学院で音楽療法を学び日本、米国で認定音楽療法士の資格を持ちます。デビューアルバム『Kotoe』は発売後、アマゾン日本人アーティスト売れ筋ランキング最高位14位。JAZZ JAPAN注目のミュージシャンとしてクローズアップされています。ゆったりとした曲とおしゃべりで安らぎを届けます。

福岡のKBCラジオでは『KBC MUSIC PROGRAM "FUZZ"』(月曜 17時55分〜21時55分)がスタート。メジャー・インディーズ、ジャンルを問わず、番組のアンテナに引っかかる音楽を紹介。MCはレギュラーの音楽番組を多数持っているコウズマユウタとライブとレコードが大好きな坂口カンナ。

福岡のRKBラジオでは『シティポップ・ナイト』(日曜 23時〜23時30分)が始まりました。とても良い声で話す"DJ Moby"がアメリカンスタイルのワンマンDJでお届けしています。 DJ Mobyさんは裏方としても活躍していて、ほかのジャンルの音楽番組、アイドルの番組、トークバラエティ番組など多数の人気番組を担当しています。

福岡のCROSS FMでは『DAY+』でおなじみの人気ナビゲーター、立山律子の番組『Drive-in Beats』(日曜 14時~16時)がスタート。60年代~90年代のOldies but Goodiesなゴールデン・ヒッツと、世界中から届いたインフォメーションで展開します。

また同局ではジャズの番組『Sunday Night JAZZ』(日曜 22時〜24時)も始まりました。ナビゲーターはhoney。22時台はアルバムやアーティストの特集、または季節的なトピックスなどをテーマに設定して紹介。23時台は、ジャズの歴史において貴重なレガシーを残した「ジャズ・ジャイアンツ」と呼ばれる偉大な音楽家たちの名演を中心にお届けします。

熊本のRKKラジオでは『THEリクエストSunday』(日曜 15時〜15時25分)がスタート。本田史郎が15年ぶりにラジオに戻ってきました。邦楽・洋楽問わず、フォーク・ニューミュージック・Jポップ・ロック・映画音楽・演歌と、懐かしい曲から最新のヒット曲まで放送します。初回から反響が大きく、たくさんのリクエストメッセージが届いています。

同じくRKKラジオではDJ NBがシーンにあったプレイリストをつくる『Lift Me Up!』(日曜 16時05分〜17時)も始まりました。

μFM(エフエム鹿児島)では今春大きな改編を実施。なかでも『遠山明男のオセラジ~長才のradio~』(金曜 12時〜12時55分)は聴き継がれてもらいたい音楽のレガシーを紹介。

エフエム沖縄では1月に『日建ハウジング presents Symphonic Seeds』(土曜 9時30分〜9時55分)が始まりました。クラシックとポップス音楽などをかけ合わせたbillboard classicsの魅力をお伝えする番組です。パーソナリティーは空馬良樹。

<了>

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