「VR LINC」 BIツールの活用で実現できるカンタン業務カイゼン!
当社では、2017年10月より企業が持つ保有の各種データに付加価値をつけ、さまざまな施策に活用できる総合ソリューションサービス「VR LINC」を提供しています。
開始から約2年、これまで多くのお客さまにお届けしてきたソリューションメニューの中から今回は、特に人気の高い『BIツールを活用したデータ管理』について紹介します。
記事の中でご紹介しているサービスはこちら 【VR LINC】 |
そもそも、「BIツール」とは?
Business Intelligenceツールの略で、皆さんが普段の業務で取り扱う各種データ群を「ダッシュボード」と呼ばれる直感的に操作可能なレイアウトにグラフで見やすく取りまとめ、普段のデータチェック業務の効率化が図れるソフトウェアをさします。
「見たいデータがどこにあるのかわからない」「データの種類が多くてまとめて確認するのが大変」「データを可視化する作業が面倒」「データがうまく活用できない」など、この記事をお読みの皆さんの中にもデータ管理でお悩みの方が多くいらっしゃるでしょう。そんな時に当社ビデオリサーチにご相談いただければ、BIツールを活用したソリューション提案により、皆さまのデータ回りの業務カイゼンを支援することが可能です。
【画像クリックで拡大】
BIツールの詳細は、今さら聞けないデジタルマーケティングの基本の「キ」BIツールとは? をお読みください。
では、実際にどんなカイゼンができるのか、具体的な事例を紹介しましょう。
CASE 1 社内報告が必要なデータをひとまとめにし、ルーチン業務報告の簡略化を実現!
〜ビデオリサーチに発注した調査データだけでなく、広告配信結果やアクセスログもまるっと確認〜
業務カイゼン!
そこで、この悩みをビデオリサーチの営業担当者に相談したところ、毎月実施している調査データをBIツール上で確認できるようにしてはどうかと提案された。データの管理が楽になるのであればと、AさんはBIツールの導入を決定し、社内報告で使用している項目をもとにダッシュボードを作成してもらった。ダッシュボードでまとめるのはビデオリサーチで実施しているアンケート調査の結果なので、Bさんの方では準備不要でBIツールがすぐさま使えた。
これにより、これまでAさんが毎月行っていた報告資料の作成作業は不要に。また、その後実施の毎月の調査データは都度BIツールに取り込まれ保存されるようになったので、後々「過去のデータが見つからない!」と慌てることもなくなった。過去調査の結果も、BIツール上のボタンで期間の設定を変更するだけで簡単に確認できるようになったので、上司から依頼された過去5年間の認知率・利用率のデータ推移も、BIツール上でサクッと確認・報告ができるようになった。
業務カイゼン!
再びビデオリサーチの営業担当者にこの課題を相談すると、同社にて今ある定点調査データ確認用のダッシュボードの改修を行ってくれることになった。
広告会社からのデジタル広告配信レポートも別部署からのアクセスログも、毎月の更新に合わせて自動でBIツールに取り込めるようになり、Aさんが毎月わざわざデータを取り寄せる手間が省けた。これで定点調査データ・広告配信レポート・アクセスログという、異なる会社・部署からのデータがまとめて確認できるようになった。
はじめにひとつダッシュボードを用意しておくことで、Aさんが自ら手を動かさなくても常に最新の情報をチェックすることが可能になったので、調査終了の翌営業日に上司に報告するというスピーディーな対応が可能になった。また、ウェブ上で関係者全員が同じダッシュボード画面を確認することができるため、上司への報告として都度Excelファイルをメール添付で送付する業務も削減された。
CASE2 競合社のコミュニケーション戦略を紐解き、自社の戦略に活かせるように!
〜キャンペーン戦略や店頭営業施策を見極め〜
業務カイゼン!
困ったBさんが、ビデオリサーチの営業担当者に先ほどの悩みを相談したところ、すでに契約しているビデオリサーチのテレビCM出稿データをダッシュボード化して、活用してはどうかと提案された。自社・競合社を含めた過去のテレビCMの時系列出稿量が一目で確認でき、CMの出稿戦略が立てやすくなるテンプレートがすでにあるので、フォーマットや項目を検討してイチからダッシュボードを作らなくてもよさそう。去年と同じ失敗を繰り返したくないBさんは、自社に加えて競合社のCM出稿状況も確認できるダッシュボードを依頼した。
これを導入したことで、他社の過去の出稿タイミングを確認しながら自社のCM出稿計画を考えられるようになったBさん。
例年競合社が出稿を始めている日より、一足先に自社CMの放送を開始しようという戦略で出稿スケジュールを決めたので、今年のセールでは競合社から乗り遅れることなくCM出稿をスタートできた。また、ダッシュボード上で、過去の日別出稿状況が競合含め一覧で確認できるので、「競合P社は毎回平日のみの出稿戦略のようだから、その分、自社は週末の出稿を多めにしよう」「毎年〇日以降は競合もCM出稿量を減らしているようだから、うちも少し出稿量を減らしてもよさそう」などと、CM出稿量を細かく計画することもできるようになった。
業務カイゼン!
Bさんはさっそくビデオリサーチの営業担当者に、タイムリーに競合の出稿データを確認したいという現在の課題を相談した。すると、すでに導入しているテレビCM出稿データでもタイムリーな出稿状況が確認できるプランがあるとのこと。さっそくBさんはダッシュボードに全国の最新のテレビCM出稿状況データを追加、デイリーで提供されるように契約した。これにより最短で放送の翌日には最新のCM出稿状況が確認できるようになった。
自社の出稿状況と横並びでタイムリーな競合の出稿状況が把握できるようになったことで、事前の計画にはないタイム枠の差し替え対応や、DM・メルマガ・店頭販促などの追加施策が打てるようになった。また、エリアごとの最新状況が確認できるので、エリアに合わせた施策の考案も可能になり、競合にシェアを奪われる前に対応策を実施することで、自社のSOVを維持することができるようになった。
BIツールの活用で業務カイゼン!
BIツールは日本でもここ数年で急速に普及しており、多くの企業が導入済み、または導入を検討していると言われています。一方で、ツールを導入したものの使い方や利用シーンが見極められず活用しきれていなかったり、導入を躊躇していたりという声もよく聞きます。
当社では、BIツール搭載用のデータ提供だけでなく、導入支援や活用方法のアドバイス・実際のダッシュボード構築など、さまざまなシーンで皆さまの業務効率化が実現できる環境作りをサポートしております。
本記事では、当社実施のアンケート調査データやテレビCMの出稿データをダッシュボードに搭載した事例を紹介しましたが、BIツールは基本的にどんな数値データでも搭載が可能です。ご興味をお持ちの方は、お気軽に当社営業担当までお問合せ下さい。
ビデオリサーチのBIツール支援サービスの紹介
貴社のコンディションに合わせて支援いたします。A〜Cは代表的な例です。
A フルセット支援
BIツールの利用環境の準備、ダッシュボードに搭載するデータの提供からそのビジュアライズまで、当社がフルセットで支援いたします。企業側での準備不要でBIツールの利用を始められます。
「BIツールの導入ってどうやるの?」「どのツールを選んだらいいのかわからない」とお思いのBIツールを初めて導入される企業、一部でBIツールを導入しているものの全社的な活用に至っていない企業などにオススメです。
B データ提供支援
すでにBIツールを活用されている企業には、当社から搭載データを提供します。お求めのデータのみお渡しする形ですので、データの見せ方は自由自在。お客さまのお好きな見せ方でデータを活用していただけます。
「BIツールの活用環境はあるものの、見たい情報に関するデータが社内にない」「自社で持っているデータにプラスしてビデオリサーチのデータを使用したい」とお考えの企業などにオススメです。
C ビジュアライズ支援
BIツールを利用できる環境も、可視化したいデータもすでにお持ちの企業には、当社ではビジュアライズ部分を支援いたします。データの内容や特性に合った見やすくキレイなダッシュボードで、BIツールの活用促進をお手伝いいたします。
「今使っているダッシュボードをもっとわかりやすくしたい」「そもそもビジュアライズの技術がなくてBIツールの活用が進んでいない」という企業などにオススメです。
※ 各企業様のご利用環境に合わせて、どんな種類のツール(ソフト)でも原則対応いたします。
これまでの対応実績:Tableau、Datorama、Googleデータポータル(旧Data Studio)、PowerBI
※ Tableau、PowerBIについてはビデオリサーチのオリジナルダッシュボードも提供していますので、そのままお使いいただくか、
企業様ごとにカスタマイズしたダッシュボードを提供することも可能です。
記事の中でご紹介しているサービスはこちら 【VR LINC】 |