デジタル広告における予算配分【実際のデータで検証!】

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広告・マーケティング
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デジタル広告における予算配分【実際のデータで検証!】

【この記事はこんな方にオススメ!】
✅ デジタル広告の出稿プランニングを担当されている方
✅ デジタル広告のプランニングについて学びたいとお考えの方

ビデオリサーチは「テレビ視聴率」を提供している企業なので、ありがたいことに常日頃からお客様よりテレビCMに関するご質問やご要望を多く頂戴していますが・・・

実は当社ではデジタル広告総合データベース「digiads」やテレビデータ×デジタルデータをシングルソースで取得している「es XMP」など、デジタル領域でのサービスも数多く提供しており、デジタル広告に関するご質問やご要望にもお応えできることを皆さまご存じでしたか?

今回は、そんなデジタル領域のサービスの中から、デジタルでの動画広告出稿におけるリーチや最適予算配分推定ができるクラウドシミュレーションツール「Key-Jack Simulator」より、デジタル広告における出稿プランニングの際にお役立ていただけそうなシミュレーション事例を2つご紹介します。

【1】ケース①:予算2,000万円を2媒体で配分するなら、何対何?

ケース①では、大規模キャンペーンの例として以下の条件での広告出稿を検討している企業を想定しシミュレーションしてみた結果を1パターンご紹介します。

キャンペーン設計イメージ

・デジタル広告での出稿予算は「2,000万円
・インパクトのあるクリエイティブを制作予定で、「動画」で流したい
・新商品の発売キャンペーンなので、KPIは「リーチ獲得
・コアターゲットは「男女20~40代
・多くのユーザーに魅力的に商品訴求ができる媒体として「媒体A」と「媒体B」に出稿したいと考えているが
多くのリーチを獲得するにはどちらの媒体にどの程度予算を配分すればよいのか悩んでいる

↓↓↓

大規模キャンペーン例〜2媒体での予算配分

上記は、「媒体Aに予算の7割、媒体Bに予算の3割」を配分した場合(左:グレー棒グラフ)」と「媒体Aに予算の5割、媒体Bに予算の5割」を配分した場合(右:オレンジ棒グラフ)の2つのシミュレーション結果を比較したものです。
この条件の場合は、媒体Aを多めに予算割り当てするよりも媒体Aと媒体Bに予算を1000万円ずつ均等に=5:5の割合で配分したほうが2.2ポイント分リーチが多く獲得できることが分かります。

リーチ単価で比べてみると
「7:3配分」→60.4万円/リーチ1%獲得
「5:5配分」→56.7万円/リーチ1%獲得

となり、リーチ単価が3.7万円下がりました。

実際のプランニング業務では、何種類ものシミュレーションパターンから最適な配分値を導き出す必要があります。
たとえば「3:7配分」にしたらどうなる?「9:1」や「1:9」は?など他の配分結果や「ターゲット年齢や出稿プランを変えたらどうなるか」が気になる方はぜひお気軽に以下からお問い合わせください。


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【2】ケース②:予算200万円で出稿するならどっちのフォーマットのほうがいい?

ケース②では、中規模キャンペーンの例として以下の条件での広告出稿を検討している企業を想定しシミュレーションしてみた結果を1パターンご紹介します。

キャンペーン設計イメージ

・デジタル広告での出稿予算は「200万円
・インパクトのあるクリエイティブを制作予定で、「動画」で流したい
・新商品の発売キャンペーンなので、KPIは「リーチ獲得
・コアターゲットは「男女20~40代
・普段は媒体Aの主要フォーマットであり、長尺動画も流せる「プランX」で出稿しているが、
リーチをとるなら短尺でインパクト重視の「プランY」もよいという話を聞いており
どちらのフォーマットを選ぶべきか迷っている

↓↓↓

44327_case-2.png

上記は、「プランX」で出稿した場合(左:グレー棒グラフ)と「プランY」で出稿した場合(右:黄色棒グラフ)の2つのシミュレーション結果を比較したものです。
この集計条件の場合は、プランXよりもプランYで出稿したほうが7.2ポイント分多くのリーチが獲得できることが分かります。

短い時間の中で、インパクトを残しユーザーに情報提供できることから短尺動画は「リーチ獲得に強い広告フォーマット」とよく言われますが、その通りの結果となりました。

ちなみに・・・

この集計条件では「リーチ獲得」がKPIとなっているためプランYでの出稿が適していると思われますが、例えば「動画広告につけたリンク先の自社サイトにも一定数ユーザーを誘導したい」場合はプランYよりも動画の時間尺が多くとれるプランXでサイト誘導につなげるための訴求を盛り込むなど、キャンペーン目的等により適する広告フォーマットは都度異なります。

他のシミュレーション結果も見てみたい方はぜひお気軽に以下からお問い合わせください。


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【3】他にもこんなパターンのシミュレーションがあります

いかがでしたか。

クラウドシミュレーションツール「Key-Jack Simulator」ではケース①②でご紹介したパターン以外にも

・「単価」違い
・「コアターゲット条件」違い
・「フリークエンシーキャップ」違い

など、条件の違いによるシミュレーション値をお手元で簡単に出していただくことが可能です。

また、本記事では「デジタル広告」にフォーカスをあてたシミュレーション結果をお見せしましたが、テレビCM×デジタル広告でのトータルリーチをシミュレーションすることもできます。

※「Key-Jack Simulator」は新規受注を停止しています。広告の予算配分についてはマーケティングミックスモデリング(MMM)によるソリューションサービスがご利用いただけます。詳細は以下よりご覧ください。

広告の予算配分についてはこちら
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