【21年8月実施】iOS・SafariとiCloudの利用実態〜iOS15アップデートが与える影響を調査!〜
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21年6月7日(現地時間)にYouTubeでもライブ配信された、Apple社のカンファレンスでの「プライバシー保護強化」宣言により、今秋正式リリース予定のiOS15へのアップデートでは
・「Safari」でのIPアドレス保護機能
・「メール」での第三者保護機能
・「設定」でのプライバシーレポート機能
といった多くのプライバシー保護強化機能が追加される見込みです。
※詳細はこちらの記事もご参照ください。
「iOS15アプデによるプライバシー保護強化〜IPアドレス秘匿「プライベートリレー」とは?〜 」今さら聞けない!基本の『キ』
これら機能追加に関する対応策を各社思案されていることかと思いますが、対応策実施にあたっては、「この機能強化が自社のサービス/システム等に与える影響度はどのくらいなのか」という目星をつけたいとお考えの方も多いことでしょう。
そこで今回は、意外と世の中に出回っていないiPhoneユーザーの「Safari」「iCloud」の利用実態をアンケート調査してみました。できうる限り多くの調査結果を掲載しておりますので、ぜひご活用ください。
①iPhoneユーザーの「Safari」利用率は?
全国のiPhoneユーザー(15~69歳男女)にアンケートをとった結果、ほぼ毎日Safariを利用しているのは全体の6割強となりました。
この結果は「思ったより多い」と感じる方と「思ったより少ない」と感じる方に分かれそうですね。
では、iPhoneユーザーは他のブラウザも利用しているのでしょうか。
「Safari」以外に、「Google Chrome」「Firefox」「Microsoft Edge」「Brave」についても利用頻度を確認したところ、AndroidスマートフォンだけでなくPC用のブラウザとしてもシェアが高い「Google Chrome」はインストールまでしている人が全体の約半数、ほぼ毎日利用している人が約2割と一定数存在していることが分かりました。
②「iCloud」は無料・有料どちらで使っている?
つづいて、iCloudの料金別利用率についての調査結果がこちらです。
iCloud無料版の利用者は約6割ですが、興味深いのは「自分がいくらでどのプランを契約しているのかがわからない」という人が23%存在しているという点です。
この23%をもう少しブレイクダウンするために、性年齢別でも見てみましょう。
図表一番右の列が「自分が利用しているプランが何かはわからない」と答えた割合です。
親が代わりに契約していそうな10代/子供が代わりに契約していそうな高年層だけでなく、自分で契約しているであろう20~40代でも「わからない」と答えている人がそれなりにいることがわかります。
また、「有料プランの利用率」という点では最も利用率が高いのは女性35~49歳でした。子供の成長をスマホで撮り、記録することが多いお母さん世代に話を聞くと「スマホの容量が足りない」というフレーズはよく耳にします。
この調査結果からも、多くの容量を必要とするお母さん世代に有料プランのニーズが高いことがわかりますね。
③「iOS」アップデートはどのタイミングで行っている?
最後に、iOSのバージョンアップを配布後どのくらいのタイミングまでに実行しているかを調べた結果がこちらです。
自動アップデート=即時実施の設定にしている人が全体の44%を占め、そこに「通知が来てから1週間以内」を加えると64%ものユーザーが最新OSへのアップデートを済ませているという結果になりました。
こちらも2割強「わからない」と回答している人がいますが、アプリ開発者や広告配信事業者の皆さんにとっては、iOSのアップデートがAppleからの配布後かなり早いタイミングで多くのユーザーにて実施されているという結果に驚かれたかもしれません。
おわりに
より細かい調査結果は、ホワイトペーパーで公開中です。性年代別の傾向や詳細な利用頻度などもご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
本データが、みなさまの業務にお役立ていただければ幸いです。
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