目黒蓮に今田美桜...注目急上昇!あの俳優の人気度は?23年最新ランキング調査より<テレビタレントイメージ>
作成日:2023年4月6日
最終更新日:2023年8月29日
【この記事はこんな方にオススメ!】
✅今、人気のタレント情報が知りたい方
✅タレントの人気変遷を見てみたい方
✅旬な俳優や年代層ごとのタレントの人気の違いが気になる方
「最近あの俳優、よく見るな・・・」
「このタレントって今、人気なのかな?」
テレビや配信動画などを見ながらそんな風に感じたとき、皆さんはどうしていますか?
家族や友達との話のネタにしたり、ネットでランキングやハッシュタグを検索したりすることも多いのではないでしょうか。
ビデオリサーチではテレビをはじめメディアを彩るタレント(芸能人)の知名度や人気、イメージを調べる「タレントイメージ」調査を約50年にわたり原則年2回、継続的に実施してきました。
今回、節目となる通算100回目の調査結果をプレスリリースにてご報告しましたが、本記事ではプレスリリースでは触れられなかった『これから更なる上位ランクインが予想される俳優』たちにフォーカスを当ててみました。
「タレントイメージ」通算100回目の調査結果プレスリリースはこちら |
注目俳優トピック1:着実に順位を上げるムロツヨシ、有村 架純は初のTOP10入り!
まずは人気タレントをランキング形式でTOP20にまとめました。(図1:過去2年間・4回分)各調査回、左側が男性タレントでのランキング/右側が女性タレントでのランキングです。
2年を通して、男性タレントは1位が「サンドウィッチマン」、女性タレントは1位「綾瀬 はるか」、2位「新垣 結衣」と安定しています。WBC2023で大会MVPに選ばれた「大谷 翔平」選手も3位→2位→2位→2位と人気を盤石のものとしつつあるといえるでしょう。
他方、4位以下では毎回順位の変動が多く発生しています。
その中でも、ランキング内で上昇傾向が見られるのは「ムロツヨシ」と「有村 架純」です。
まず、「ムロツヨシ」に関しては13位→9位→8位→7位と調査回ごとに順位を上げています。ひょうきんなキャラクターからバラエティでの活躍も多いムロツヨシ。小泉孝太郎や小栗旬など多くの俳優と交流があることでも知られています。
松本潤とも仲が良く、現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」では俳優としてドラマ初共演を果たしたことでも話題となりました。
「有村 架純」も13位→20位→14位→8位となっており、今回初のTOP10入りを果たしました。
22年12月公開の「月の満ち欠け」、23年2月公開の「ちひろさん」と立て続けに映画出演したほか、22年12月30日放送のTBS系「第64回輝く!日本レコード大賞」や23年3月10日放送の日本テレビ系「第46回日本アカデミー賞授賞式」での司会を務めたことは記憶に新しいです。
注目俳優トピック2:知名度も人気度も急上昇1位の目黒蓮、CM起用急増の今田美桜
ここからは、TOP20には入らなかったものの今後のランクインが予想される注目俳優をご紹介します。
まずは「目黒 蓮」(Snow Man)と「今田 美桜」です。両名は23年3月公開の映画「わたしの幸せな結婚」でも共演中ですが、2名とも知名度・人気度ともにスコア上昇が確認できます。
「目黒 蓮」(Snow Man)は前回の22年8月調査回と比べると知名度は1.6倍の65.3%、人気度は2.4倍の24.6%と大幅スコアアップ。これは「タレントイメージ」調査対象となる全男性タレントの中でもNo.1の上昇率となります。
社会現象を巻き起こしたフジテレビ系ドラマ「silent」(22年)では、"徐々に聴力を失っていく青年"という難しい役どころを演じ切り大きな話題になりました。さらにNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」、映画「月の満ち欠け」ではそれぞれ違ったキャラクターを演じ分けるなど、その演技力の高さが評価されており、第46回日本アカデミー賞では優秀助演賞&新人俳優賞を"W受賞"しています。
「今田 美桜」も近年多くのドラマ・映画に出演。21年公開の映画「東京リベンジャーズ」ではヒロイン役を演じ、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
ドラマ初主演となった日本テレビ系「悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜」(22年)では、ギョロ目やユーモラスな表情を存分に見せるといった巧みな演技を披露し、その明るいイメージからテレビCMでもポップなクリエイティブへの出演が多くなっています。
22年のCM起用社数は前年の14社から6社増え20社へ。タレント別CM起用社数ランキング2位を獲得しました。
*ビデオリサーチでは、タレントのテレビCM起用社数ランキングも年に2回発表しています。最新ランキング(22年)はこちら
https://www.videor.co.jp/press/2023/230215.html
注目俳優トピック3:"朝ドラ女優"で幅広い年代層から支持される福原遥
続いて、23年3月にフィナーレを迎えたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で主演を務めた「福原 遥」について見てみます。
右上のグラフでは「目黒 蓮」(Snow Man)、「今田 美桜」同様に知名度と人気度の推移を時系列で比較しています。
両指標とも年々上昇傾向にありましたが、前回調査(22年8月)→今回調査(23年2月)で大きくスコアアップしていることが確認できます。これはやはり「舞いあがれ!」が22年10月から始まった影響によるものと考えられます。
また、右下のグラフでは人気度の上り幅を性年代別に分けてみました。
グレーの棒グラフで示した、3年前の20年2月時点では彼女の人気は10代で特に高かったことが分かります。これは子役時代に出演した子供向け番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」でメインキャラクターを4年にわたり演じたことで記憶に残っていた10代が多いことや、ソロキャンプブームとともに人気となったテレビ東京系ドラマ「ゆるキャン△」(20年1月クール)で主演を務めたことによるものと思われます。
他方3年後の23年2月・緑の棒グラフでは、10代以外からの人気度が大幅に上昇。特に50代・60代からの人気を多く獲得しており、"朝ドラ女優"という看板の強さを改めて感じさせる結果となりました。
そして、「福原 遥」の世間から見たイメージをレーダーチャートで示したのが左下のグラフです。
3年前(グレー)と比較すると、今回(緑)は7つのイメージ指標のうち、特に「親しみやすい」「明るい」が伸びていることが確認できます。
「舞いあがれ!」の放送が開始された頃から「ニベア」「旭化成」「求人ボックス」などテレビCMへの出演も増えていますが、いずれも明るくキャッチーなクリエイティブが多く、広告から与える印象もイメージスコアアップに寄与していそうです。
タレントに関するランキングデータや分析をご希望の方に「タレントイメージ」
今回は23年2月に実施した「タレントイメージ」調査結果から何名か俳優をピックアップしてご紹介しました。
同調査では、上記以外のタレントについても多数結果を採録しています。
急なご入用にも便利な、最短翌日提供のスポット利用プランもございます。ご興味お持ちいただいた方は以下よりご案内資料をダウンロードいただくか、お問い合わせ下さい。
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【本記事で紹介したサービス】
・サービス名:ビデオリサーチ「タレントイメージ」
・調査時期:2020年2月~23年2月(毎年2月・8月実施)※2021年は8月のみ
・対象地区:関東
・ターゲット:10~69才男女