【タレントイメージ調査100回達成】過去50年の人気タレントを総括する
1973年に開始した「タレントイメージ」調査は、今年で50年を迎え、調査実施(年2回)は100回を超えました。今回これを機に、半世紀にわたる調査結果から歴代人気タレントを紹介します。
1. 最新調査では「サンドウィッチマン」と「綾瀬 はるか」が人気1位
はじめに、最新の2023年の2月度調査結果を紹介します(図1)。
男性タレントでは「サンドウィッチマン」が9度目のトップ、2位「大谷 翔平」、3位「阿部 寛」となっています。一方、女性タレントでは、「綾瀬 はるか」が1位で、これで通算16回目となっています。2位は「新垣 結衣」で4回連続での同順位獲得、3位は「天海 祐希」でした。
2. 過去100回、歴代人気ランキング 「明石家さんま」と「綾瀬 はるか」に栄冠
ここからは、過去100回の人気タレントの歴史を振り返っていきます(図2)。
男性タレントでは「明石家さんま」が1位獲得回数で通算20回を数え、歴代1位に輝きました。1980年代後半から、バラエティ番組のみならず『男女7人』シリーズなどのドラマ出演で人気を博し、通算20回もの首位を記録しています。今でも、その活躍と輝きを失っておらず、驚くべき人気といえるでしょう。歴代2位は「所ジョージ」(通算12回)で、80年代後半から途切れることなく上位に名を連ねています。1955年生まれの両者が時代を越えて長く支持されていることがわかります。3位は「阿部 寛」「王 貞治」(通算10回)の両名がランクインしました。最新調査で1位となった、「サンドウィッチマン」も、 現時点で通算9回と追随しており、記録が更新されるか注目です。
女性タレントでは「綾瀬 はるか」が歴代1位となりました。2012年に初めて1位を獲得してから、最新調査までで通算16回1位を獲得、今の時代を象徴するタレントといってもいいでしょう。ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』でブレイクし、その後、大河ドラマ『八重の桜』 での主演など、ドラマや映画に数多く出演しています。2位は「山口智子」(通算14回)、3位は「大原麗子」(通算13回)で、往年の人気タレントが並びました。
本来、人気度は男女や年齢によって異なる傾向がみられるものですが、今回紹介したタレントはそれらの特性に関わらず、オールターゲットで人気があることが明らかになりました。
※綾瀬はるかさん、山口智子さん、吉永小百合さんの1位獲得回数の記載に誤りがありましたので、訂正いたしました。(2024年2月29日)
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※この記事はVR Digestで紹介した内容を編集したものです。