動画配信の記事一覧
記事数: 78件
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映像視聴の生活者研究シリーズ コロナ禍の映像視聴行動の変化 -動画シフト層の特徴と映像コンテンツ視聴の展望-
1. コロナ禍で変化した生活行動と映像メディア視聴 いわゆる「コロナ禍」が始まった2020年春以降、生活者の生活行動やメディア利用は、それ以前と比べて大きく変化してきました。外出自粛によって「起床在宅時間」が大きく上昇し(図表1)、増えた在宅時間の暇つぶしや娯楽を人々が必要としました。その結果、コロナ禍前と比較して映像視聴時間やインターネット利用時間は多い状態が続いており、インターネット動
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スポーツコンテンツに関する調査結果ランキング2021、発表! 〜ファンの"熱量"を可視化する「動画視聴消費額ランキング」〜
※サービス名称の変更に伴い、記事中の「コンテンツカルテ」を「コンテンツポテンシャルレポート」に更新いたしました。最終更新日:2023年6月6日 皆さんは普段、どのくらい「スポーツ観戦」をしていますか? コロナの影響で2020年〜2021年にかけて多くのスポーツイベントやリーグ戦が中止・延期となり、試合会場へ足を運んで熱狂するシーンも減ってしまいましたが、そんな中でも皆さんにスポーツの魅力を届けてく
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】メディアと「モラル」
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第41回 あるアーティストの方に薦められてNetflixで配信されているアメリカの番組を見た。 一人のコメディアンがライブステージにマイクを持って出てきて、1時間以上喋り倒す。スタンダップコメディというやつだ。 デイヴ・シャペルというアメリカのコメディアン。現在、48歳。「サタデー・ナイト・ライブ」などに出演し人気者となり、2003年には自身の番
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】ドラマの見られ方
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第40回 昨年、テレビ朝日系列で土曜日の23時台に放送された「先生を消す方程式。」というドラマ。 僕が脚本を書きまして、田中圭主演、山田裕貴、松本まりかなどが出演した学園もの。確か、ここのコラムでも「大きく振りに行く」と書いたかもしれません。(第29回) 簡単にあらすじを説明すると、舞台となる学校の生徒たちは担任の先生を潰すのが好きで、そこに赴任
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小学生のネット動画事情【こども×デジタル研究②】〜小学校から帰宅後の16~18時台と夕食後の20時台がネット動画視聴のゴールデンタイム、「やってみた」系動画とゲーム実況が2強〜
前編「小学生のデジタル事情」では、小学生のインターネット利用では、突出してネット動画視聴が多いことが明らかになりました。後編では、小学生のネット動画利用実態をさらに深堀していきます。 子どもの生活者調査「Kids/ex」では、特定1週間のメディア接触や生活行動を日記式で調査しています。 記事の中でご紹介しているサービスはこちら 【Kids/ex】
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】特大ホームランとドラマ
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第37回 最近なにかと話題の視聴率。 いまだに世帯視聴率を取り上げるネットメディアが多い一方で、最近の会議では世帯視聴率のことは本当に話さなくなっていて、個人全体視聴率(4歳以上の個人全体の視聴率)やコア視聴率(各局が重点を置いているターゲットでの視聴率)のことのほうが話題に上がる。 5年前には、テレビ界でこんなことが起きるなんて思ってもみなかっ
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進化を続ける韓国エンタメと人気の理由 日本との違いはどこに?~ライター 西森 路代さん~
『パラサイト』『愛の不時着』『梨泰院クラス』など世界的に注目される韓国のエンターテインメント。映画、ドラマ、音楽、書籍など韓国のコンテンツが支持される理由は?韓国や日本のエンターテインメントに通暁するライターの西森路代さんにお話を伺いました。
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急成長のNetflixの実態に迫る〜Netflixユーザーってこんなひと〜
近年、巨大IT企業群"FAANG"の一つに数えられるNetflix。世界に1億6千万人以上の会員を抱え、日本のユーザーも年々増加していると言われます。しかし、Netflixユーザーの詳細なプロフィールや内訳はあまり明らかにされていません。またNetflixは、契約時に会員の一般的なプロフィールを取得しないなど、従来のマーケティング的なセグメントを重視していないとも言われています。とはいえ、存在感を
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【TV2020】恐れずに、テレビの矜持をもって。新しい羅針盤で大海原へ乗り出そう〜筑波大学メディア論教授 辻 泰明さん〜
筑波大学 メディア論教授 辻 泰明さん 2020年3月「NHKプラス」がスタート。これに追随するように、2020年秋以降、民放各社でのテレビ放送のネット同時配信が始まるとみられています。放送と通信の連携・融和が既定路線となるなか、テレビビジネスに携わる人たちが感じている、疾風迅雷のインターネットにのみこまれてしまうのではないかという懸念。それに対して、海外事情にも精通している筑波大学メディア論教授
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新しい視聴スタイルから考える、これからのコンテンツ提供〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから"第十回〜
生活者がメディアに使える可処分時間=メディアポテンシャル時間は平日10時間。その時間を少しでも多くテレビコンテンツ視聴に振り向けてもらうにはどうしたらよいか、第八回・第九回では、時間帯やその時の生活行動やシチュエーションなどの生活シーンから、選ばれるテレビコンテンツの条件について考察しました。 しかし、生活者のコンテンツ選択に影響する要素は、タイミングやその時の生活シーンだけではありません。気分