視聴実態の記事一覧
記事数: 108件
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【VR FORUM2021】Session2:視聴質指標の開発について
▲[ 登壇者 ]サントリーコミュニケーションズ株式会社 宣伝部長 牧野 清克氏株式会社電通 ソリューション・クリエーション・センターSP 谷内 宏行氏株式会社ビデオリサーチ 執行役員兼テレビ事業局長 橋本 和彦 SNS(Twitter)データのAI解析によるCM・番組への反応分析の事例を挙げながら、コンテンツが与える態度変容や行動変容の構造を明らかにし、テレビ×デジタル時代における「視聴質」のあ
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「データ連携により実現する世界」 テレビ視聴ログを使ったデータ拡充の最前線
個人情報の取り扱いが厳しくなる中、保有データの情報リッチ化の観点ではCookieやADIDといった『個人情報と紐づかないID』活用への関心が高まりつつあり、ここ1年でお問い合わせが増加傾向にあります。その一因としてデータの整備がより進んだことが挙げられるでしょう。ビデオリサーチのグループ会社であるResolving LAB社(以下RL社)が整備するRL視聴ログは、2024年7月現在で約3,000万
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【東京2020オリンピック開催】テレビ視聴の実態を全国レベルで把握
第32回夏季オリンピック競技大会(2020/東京)が2021年7月23日(金)から8月8日(日)の17日間にわたって開催されました。1964年以来、57年ぶりの東京オリンピックは、コロナ禍により1年延期、さらに、緊急事態宣言下、無観客という異例の状況での開催でした。そのような中、日本選手団は史上最多のメダル58個、うち金メダル27個を獲得する大活躍をみせ、多くの印象的なシーンが生まれました。 今回
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1700万人の視聴ログから見るチャンネル変更行動【第1回 視聴チャンネル数の実態とは?】
はじめに あなたは、1日にいくつのチャンネルを見ていますか?推しの1局をずっと見ている人もいれば、見たい番組ごとにチャンネルを変えている人もいるでしょう。また、あなたがチャンネルを変えるタイプだとしたら、チャンネルを変えようと思うのはどのタイミングでしょうか?前の番組が終わったら、次の見たい番組に切り替える場合や、興味を惹かれる番組を探していくつかのチャンネルをチェックすることもあるでしょう。
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1700万人の視聴ログから見るチャンネル変更行動【第2回 チャンネル変更の実態とは?】
はじめに 本連載では大規模視聴ログを用いた視聴者行動の可視化をテーマとし、前回は「視聴者はいくつのチャンネルを見ているのか?」に着目しました。「1局のみ」視聴者が最も多い一方で、複数チャンネルを見る人のほうがゴールデン帯トータルの視聴分数は長い、という結果で、視聴行動の一部を覗き見ることができました。 ところで、視聴者が複数のチャンネルを見ているという点では、どのタイミングでチャンネルを変えてし
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新視聴率調査から1年、広がる浸透、進む活用 BS視聴調査拡充 より詳細な視聴実態把握へ【第1回】
記事の中でご紹介しているサービスはこちら 【全国BS視聴率】 拡く、深く、遍く視聴データへ 2020年4月に開始をした「新視聴率調査」から1年経過しました。これまでお伝えしてきたように「新視聴率調査」は下記を目的として導入し、現在は更なる安定的なデータ提供のため改善に努めています。 「新視聴率調査」では、全国27地区それぞれの調査設計と提供指標の共
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BS視聴調査拡充 より詳細な視聴実態把握へ【第2回】
「拡く、深く、遍く視聴データを捉え、テレビの価値を正しく示す」を掲げて2020年4月、全国27地区において52週調査化、PM化、タイムシフト化を実現しました。それと同時に、山梨、福井、徳島、佐賀、宮崎の5地区も統一調査仕様、小規模サンプルでの調査を開始し、全国32地区の視聴状況、つまりBSの視聴状況が把握できるようになりました。 今回の第2回は、BS放送の価値を示す「指標」への考え方を示しながら、
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女性ティーン層のテレビ視聴の実像とアプローチのヒント 〜Screens × ビデオリサーチ × マイナビ共同調査より
はじめに ビデオリサーチひと研究所では、「ティーン層 × テレビコンテンツ エンゲージメントを高めるためのポイントを探る」をテーマにScreens、マイナビと共に調査を実施し、その結果などを分析する座談会を3社で開催しました。そこでは、女性ティーン層におけるテレビ視聴の実像と、テレビメディアとしての新たなアプローチのヒントを議論しました。本稿ではこの座談会より、ビデオリサーチひと研究所の渡辺によ
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【VR FORUM2020】基調講演:DXで繋がる消費者・メディア・コンテンツの未来 「オーディエンスジャーニー」の考え方を提唱
初のオンラインセミナーで4,452名が参加。 過去最高の参加者数のFORUMに。 ビデオリサーチは2020年11月17日(火)「メディアの新しい価値を見逃すな。」をテーマに VR FORUM2020を開催、全7講演において4500名超の多数の方に参加頂きました。今回、初のオンライン開催となりましたが、初参加の方や、東京以外からの参加も多く、今まで以上に広がりのみられたFORUMとなりました。ここ
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VRデータでみるコロナ禍とメディア動向 vol.3 STAY HOME期間のテレビ視聴動向について〜ジャンル別視聴率の動向を振り返る〜
コロナ禍で外出自粛が長引く中、在宅率が上がるとともに総世帯視聴率(HUT)は2月末ごろから上昇し始め、前年比は約1.2倍ほどになりました。では、生活者が視聴していたのはどのようなテレビ番組だったのでしょうか。 4月時点では生活者が見たいジャンルとして「お笑い番組」「アニメ」「洋画」が挙げられ、バラエティーや映画といったコンテンツの需要が高まっていることがわかっていますが(※1)、 今回はこのような