視聴率の記事一覧
記事数: 104件
-
「チコちゃんに叱られる!」はどうして話題になっているの? -視聴者代表(5才)
この4月からNHK総合でレギュラー放送が始まった「チコちゃんに叱られる!」の好調ぶりが話題になっているのは皆さんもご存知ではないでしょうか。インターネットや週刊誌などで、「チコちゃん」特集記事を目にすることが多く、ギャラクシー賞の7月度月間賞や、ATP賞テレビグランプリ優秀賞を受賞するほどの人気です。この好調ぶりや話題性の高さについて 「視聴率はどのくらいなの?」 「再放送の方が視聴率が高いって本
-
タイムシフト視聴動向〜2018年7月クール、多く見られた番組トップ・関東地区では「火曜ドラマ・義母と娘のブルース(最終回)」〜
VRDigest編集部は関東地区・関西地区・名古屋地区視聴率調査で実施している、タイムシフト視聴測定において、2018年7月クール(7/2〜9/30)の視聴動向をまとめました。今回は、3地区のタイムシフト視聴率の上位20番組、総合視聴率の上位10番組をご紹介します。 調査概要:関東地区視聴率調査(PM)と同様の調査仕様 ※調査対象世帯も同一 調査エリア 関東地区・関西地区・名古屋
-
千秋楽の視聴率でわかる! 日本人横綱ひさびさの誕生で相撲人気復活か?
19年ぶりの日本出身横綱誕生で、注目が集まる大相撲中継の視聴状況を紹介します。 日本人横綱誕生で中継番組も高視聴率を記録 2017年1月、初場所で優勝した稀勢の里が、横綱に昇進しました。日本出身力士としては、1998年5月に横綱となった若乃花以来なんと19年ぶりとのことです。 【図表1】は2012年以降の大相撲中継の高視聴率番組(場所別に最高視聴率1番組を抽出)ですが、今年3月の春場所で新
-
2016年のテレビを振り返る〜「逃げ恥」がタイムシフト視聴率トップ
※本記事は2017年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。著者の所属部署は当時。 2017年の幕開けからひと月が経とうとしていますが、昨年は国内外で歴史に残る出来事がいくつも起こりました。海外からは英国のEU離脱決定(6月)、米国大統領選でのトランプ氏勝利(11月)のニュースが大きく報じられました。そして国内では、初の女性都知事に就任(7月)した小池氏に注目が集まり、天皇の生前退位の
-
視聴率実践講座 〜 その19 〜MCR、ACRなど分析方法&データいろいろ
※本記事は1998年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 先月号に引き続き最終回の"つづき"をお送りしたいと思います。 番組・時間帯などの分析の際に参考にしたり、背景のデータとして使えたり、時には決定的な結論を導き出すことのできる周辺データが当社にはいくつかあります。「ACR」「番組カルテ」「MCR」「子供調査」などの定期的に行われている調査です。これらの調査の"視聴率"の部分は
-
視聴率実践講座 〜 その18 〜
※本記事は1998年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 さて、基本的な視聴率分析の"技"については、ほぼ先月号まででご紹介できたことと思っております。読者の方々は既にお気づきかと思いますが、分析手法の根底には"ビデオリサーチの機械式視聴率調査方法がパネルであることを生かそう"とする考え方があります。 (*パネル:同じ標本(サンプル)から継続的に情報を取る調査手法) 当社では
-
視聴率実践講座 〜 その17 〜視聴率分析方法の基本体系及びテーマ別分析メニュー
※本記事は1998年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 視聴率実践講座の(1)でおおまかにはご紹介しましたが、今回は全てではありませんが、分析手法を加えた、番組分析の基本体系図をご紹介したいと思います。 次に、テーマインデックスをご紹介します。このインデックスに関しましても、前ページ 同様全てを網羅しておりませんので、あくまでも代表例としてご覧下さい。 最後にテー
-
視聴率実践講座 〜 その14 〜毎分が対象の時点流出流入分析
※本記事は1998年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 流入流出分析を説明している途中で、話が長い間横道にそれてしまいました。話を元に戻したいとおもいます。 現在は視聴判定条件を設定した流入流出分析が主流となっていますが、もともとは毎分の時点を"2箇所"に決めて行うことが多かったのです。それは番組の開始前5分時点と開始後5分時点という分析時点設定でした。テレビのチャンネルの切り
-
視聴率実践講座 〜 その6 〜流入流出分析
※本記事は1997年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 第2章 流入流出分析 誰が"流入流出"という分析手法名をネーミングしたかは定かではありません。分数分布、R&F分析が、番組の健康診断を主眼とした、番組の制作者の方に利用を望む手法であったのに対し、"流入流出"は、主に自局の視聴率の"流れを見る"ことを目的とした、放送局の編成セクションの方のための手法なのです。 まず、時
-
視聴率実践講座 〜 その5 〜視聴率判定、到達率、平均視聴回数などによるリーチ&フリークエンシー分析まとめ
※本記事は1997年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 第1章 リーチ&フリークエンシー分析 まとめ 今回は、前回・前々回と2回にわたって紹介させていただいたリーチ&フリークエンシー分析についてのまとめをすることにします。 まずは、分析用語について簡単に定義をしておきたいと思います。視聴判定を施しての結果の数値については、"到達率"という表記をしました。視聴率とは違う意味を持