對馬 友美子の記事一覧
記事数: 11件
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新しい視聴スタイルから考える、これからのコンテンツ提供〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから"第十回〜
生活者がメディアに使える可処分時間=メディアポテンシャル時間は平日10時間。その時間を少しでも多くテレビコンテンツ視聴に振り向けてもらうにはどうしたらよいか、第八回・第九回では、時間帯やその時の生活行動やシチュエーションなどの生活シーンから、選ばれるテレビコンテンツの条件について考察しました。 しかし、生活者のコンテンツ選択に影響する要素は、タイミングやその時の生活シーンだけではありません。気分
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可処分時間をテレビに向けてもらうには(2) テレビコンテンツ視聴時間の市場開発〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから"第九回〜
「可処分時間をテレビに向けてもらうには」をテーマとして2回に分けてお伝えしています。前回(第八回)ではテーマのベースとなる「メディアポテンシャル時間」がどのくらい、どの時間帯にあり、その時の生活行動を分析した結果を紹介しました。今回、第九回は「テレビコンテンツが入り込めそうな生活時間」に視点を向け、メディアやコンテンツにどう接触しているのかを捉えながら、その届け方について考察していきます。
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可処分時間をテレビに向けてもらうには(1)メディアポテンシャル時間は平日1日10時間〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから"第八回〜
前回(連載第七回)はデジタルデバイスの進化・拡充などメディア環境変化に伴い、生活者が細切れの時間でもメディアやコンテンツに触れられる機会が増え、あらゆる生活シーンに、あらゆるメディアが入り込んでいる現状と、それを踏まえ、生活者の可処分時間をテレビを含めた映像コンテンツに接触する可能性のある時間=「メディアポテンシャル時間」と定義したことをお伝えしました。 今回は「可処分時間をテレビに向けてもらう
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「テレビを見る」って何を見る?〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから"第七回〜
テレビ放送以外で、テレビ番組あるいはそれに類似した映像コンテンツを見る機会や手段が拡がりつつある昨今、本連載でも、インターネット動画を利用する人が全体の7割にのぼることや、テレビ画面にインターネット動画を映して見ている人の視聴状況などを紹介してきました。(連載第1回目・3回目) 本シリーズ7回目は、"テレビを見る"意識の変化に着目して、今の生活者にとって「テレビ」とは何か?生活者から見た「テレビ
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スマホが変える?シニアの「お買い物」動向に注目〜Senior+/exサマリーレポートより
記事の中でご紹介しているサービスはこちら 【ACR/ex】 【Senior+/ex】 シニアのインターネット利用、PCとスマホが同率に ここ最近、シニア層への普及が加速しているスマートフォン(以下スマホ)。当社シンジケートデータSenior+/ex(ACR/exの年齢拡張版)では、スマホ所有率の上昇に伴い、スマホでのインターネットの利用率
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シニアにむけた新たなアプローチ ひと研究所『リビングラボ』スタート(後編)
前編の「これまでの取り組み」「ひと研型リビングラボとは」「ひと研型リビングラボの特徴」に引き続き、後編は実例を紹介しつつ、今後の展望についてお知らせします。 シニアにむけた新たなアプローチ ひと研究所「リビングラボ」スタート(前編)はこちら↓ https://www.videor.co.jp/digestplus/market/2016/11/10542.html 『ひと研型リビングラボ
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シニアにむけた新たなアプローチ ひと研究所『リビングラボ』スタート(前編)
高齢化にともない、ビジネスにおける注目度が年々高まるシニア層。豊富な人生経験を持つシニア層の活性化は単に市場としてだけでなく、社会資源の活用という視点からも重要な課題です。ビデオリサーチひと研究所は今回、社会福祉法人 横浜市港南区社会福祉協議会(以下、港南区社協)と共同で、港南区に住むシニア男性を対象としたリビングラボを立ち上げ、シニア層の姿を読み解くと同時に、地域社会への貢献を試みています。
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AIスピーカーはシニアにうける?若年層よりシニア層が活用するスマホの「音声検索機能」
当社は、今回3回目となる「Senior+/ex(シニアプラスエクス)サマリーレポート」の最新データ版と、オプションレポート「シニアとデジタル・コミュニケーション」を発刊しました。その中から一部データをご紹介します。なお、この分析はシニア研究プロジェクト「ひと研究所VRエイジング・ラボ」の知見をベースに実施しました。 記事の中でご紹介しているサービスはこちら 【Senior+
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シニア夫婦に聞きました 〜夫婦の価値観は同じ?違う?どちらが幸せ?(後半)
「同じタイプ同士は満足度が低め」 前半で、夫婦の組み合わせタイプの傾向がわかったところで、後半では組み合わせタイプによる夫婦の満足度はどうなっているのかを考察します。 ※「シニア価値観セグメント」とは・・・ 考え方も行動も多様化・複雑化しているシニア層を理解するための新たな切り口として、"価値観"で分類したセグメント。 価値観は6タイプに分類され、それぞれを行動が積極的か控えめか、志向が伝統的・保
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シニア夫婦に聞きました 〜夫婦の価値観は同じ?違う?どちらが幸せ?(前半)
「夫婦は似たもの同士!?」 現代のシニアについて研究を進めていくと "シニアはひとくくりではなく価値観の違いによってタイプが分けられる"ということを実感する場面に出会います。その際に、夫婦に関して尋ねられることがしばしば。そこで、この疑問に対して、シニア夫婦について調査を実施し、それを当社ひと研究所のシニア研究チーム『VRエイジング・ラボ』が開発した「シニア価値観セグメント」を使って検証しました