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J-RADIO「全国ローカルラジオ聴取状況レポート」第3回発刊~ラジオ王国「沖縄」3年連続1位!~

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、社長:秋山 創一)は、全国のローカルラジオ聴取状況をまとめたJ-RADIO「全国ローカルラジオ聴取状況レポート」第3回を発刊いたしました。首都圏・関西圏・中京圏の3大都市圏では、「ラジオ個人聴取率調査」で精緻な聴取実態を明らかにしていますが、この「J-RADIO」は全国47都道府県同一フレーム調査で「ローカルエリア」の生活者の日頃の聴取習慣を明らかにする自主レポートです。これにより各県の生活者とAM局FM局(コミュニティFM除く)の関係性の実態をご覧いただけます。

<データトピックス

日本で最もラジオを聴いているのは沖縄県!

"沖縄"の1位は調査開始以来3年連続、2位の"岩手"は2年連続となっています。それに"鹿児島"(前回15位)、"山形"(7位)、"長野"(10位)の3県がベスト5を占めました。聴取傾向を時間帯別でみると、"沖縄"をはじめ上位エリアは全国平均にくらべ朝の身支度から通勤時間帯が突出しているのが特徴的です。それに加え、"沖縄"では、昼帯になってもラジオ接触が大きく落ちることなく、それが19時頃まで持続しています。

【6-24時 聴取習慣率(週平均)ベスト5】

6-24時 聴取習慣率(週平均)ベスト5 グラフ

【毎60分聴取習慣率(平日平均)】

毎60分聴取習慣率(平日平均)グラフ

トップ2県は「カーラジオ・カーナビ」での聴取が全国平均を上回る!

聴取習慣率トップ2の"沖縄"と"岩手"はカーラジオ・カーナビでの聴取が7割近くを占め、全国平均を上回っています。カーラジオ・カーナビ利用が全国最低の東京に比べるとその差は歴然で、両県のラジオ聴取が車と密接に関係しているのがうかがわれます。それに対してラジカセ・ステレオ・システムコンポによる聴取は低く、他エリアと大きな差はみられません。

【日頃ラジオを聴くときに利用する機器(リスナーベース)】

日頃ラジオを聴くときに利用する機器(リスナーベース)グラフ

調査概要

調査内容 日頃のラジオを聞く時間帯 <「ラジオ聴取習慣率」>
測定単位 月~日の曜日別の毎60分
調査対象局 各県別の民放AM局、民放FM局、NHK第1、NHK-FM

調査は、J-READ(全国新聞総合調査)(※1)の付帯調査として実施した。

【J-READ(全国新聞総合調査)調査概要】

調査地区 全国47都道府県
調査対象者 調査時に満15歳~69歳の男女個人
有効標本数 合計28,990人 各都道府県の人口規模に応じ6タイプのサンプルサイズを設定 最大1,372人(東京都)
標本抽出法

調査エリアごとのRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)により調査対象者を抽出し、調査協力を依頼

RDD...電話番号を無作為に発番させ自動的にダイヤルし調査をする手法
調査方法 調査協力の応諾が得られた対象者に対し、自記入式調査票を郵送 記入期間終了後、郵送にて調査票を返送してもらう
調査時期 2016年1月

※1『J-READ(全国新聞総合調査)』:全国の新聞(約110紙)の量・質について明らかになるほか、世帯年収・商品関与・生活者意識などの豊富なデータを収録する調査です。サンプルサイズはなんと約3万人で、全国47都道府県・全域のデータを保有、地域間の比較のためのエリアマーケティングデータとしても重宝頂いております。