【ラジオレコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO】アナウンサーとしての自分なりの表現を見つけるために〜ラジオ関西『Clip』春名優輝アナウンサー〜
ラジオ レコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO 第52回
今春、ラジオ関西で新しいワイド番組『Clip』(月曜〜木曜 14時30分〜16時)が始まりました。
近藤夏子・春名優輝(月曜)、お笑いコンビの紅しょうが(火曜)、同じくお笑いコンビのからし蓮根(水曜)、高山トモヒロ・慶元まさ美(木曜)といった賑やかなメンバーが同局の午後を盛り上げています。
今回は月曜パーソナリティーを担当している春名優輝アナウンサーに注目。
『Clip』初回の放送からシンガーソングライターの近藤夏子さんと賑やかに盛り上がった話や、アナウンサーという職業について思うこと、さらには尊敬する人の話まで伺いました。
『Clip』(月曜)近藤夏子さん(左)と春名優輝アナウンサー
4月に放送されたTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』の企画「全日本 ラジオ新番組選手権2022」ではふたりの会話が好評で、リスナーによる投票の結果、3位に輝きました。
やきそば 『Clip』は初回からおしゃべりに定評のある近藤さんと春名さんのトークのラリーが面白くて、ずっと笑っていました! 初回放送前の雰囲気はどうでしたか?
春名アナ 生放送の前に近藤さんとスタッフのみんなで番組の流れの確認はしましたが、実はそれが終わって本番直前までの1時間ほど、近藤さんと私は別々の場所にいました。スタジオに入り、いざ放送が始まって一気にテンションが上がりました。
やきそば 放送前は静かにしていて、本番が始まってトップギアに入るのはラジオの"あるある"のひとつですね。
春名アナ オープニングのフリートークは10分間を想定していて、音楽とメールを紹介して最初の30分が経過する構成だったのですが、結局ほとんどトークでした(笑)。
やきそば 近藤さんの印象はいかがですか?
春名アナ こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、自由に喋っているようにみえて、実は理論派です。番組の展開も細かいところまできちんと考えていらっしゃいます。そしてなんといってもリスナー第一主義。どうすればラジオを聴いている皆さんが喜んでくれるか、一番に考えていらっしゃいます。
やきそば ツッコミに関しても、近藤さんは闇雲につっこんでいる感じではないですよね。
春名アナ 近藤さんのツッコミは鋭いです。あとで放送を聴き直したところ、僕が近藤さんのツッコミの影響をかなり受けていて、僕の喋りが想像以上に壊れていたことに気付きました(笑)。今までの自分とは違った気持ちで放送しています。
やきそば 春名さんはTBSの安住紳一郎アナウンサーやMBSの福島暢啓アナウンサーのように"アナウンサー然"としている方を尊敬しているとお聞きしました。『Clip』では、春名さんは楽しく進めつつアナウンサーの役割をキッチリと果たそうとしている一方、近藤さんはしっかりと立とうとしている春名さんを優しく"膝カックン"して油断させて、面白さを引き出そうとしているのを感じます。
春名アナ しっかりしないといけないと思いつつ、近藤さんと話していると楽しいんです。しかも驚いたことに僕がひとりで話す時と近藤さんと話す時とでは僕の声量が違っていました。
この間の放送で、僕がスタジオにいて近藤さんは中継先で話しながら進行したところ、僕がひとりで話している時と近藤さんに話しかけている時とでは、声量が1.5倍違っていることが判明したんです。近藤さんと話す時は、僕が近藤さんに負けないように気を張っていたんです。
僕はひとりで話す時はボソボソと喋ってしまう傾向があるので、日頃の放送からもっと声をからせるぐらい全力でいかないといけないと思いました。
やきそば 近藤さんは世の中の出来事に対して本音でガツガツ言うため、春名さんとの対比も面白いです。
春名アナ 僕が年下なので、言い方次第では年下の僕が近藤さんに失礼なことを言うことになるし、見方を変えれば年上の近藤さんが大人げないことを面白く言っている...と考えたら絶妙なコンビだと思います。「絶妙」だなんて自分で言うことではありませんが(笑)。ただ、お互いが遠慮してしまうと面白くなくなるので、放送中は常に"がっぷり"の状態です。
とにかく面白い番組にしたい
やきそば 『Clip』では春名さんが番組の途中で我に返り、反省してしまうというキャラクターになってますね。
春名アナ 放送中に反省するとつまらなくなってしまうから絶対に避けてきたんですけど、『Clip』ではついつい反省をしてしまって、僕は意外と小心者だったことに気付きました。この記事が公開される頃にはどうなっているか分かりませんが、放送中は反省しないようにします。
とにかく面白い番組にしたくて、参加してくださるリスナーの皆さんはもちろんのこと、サイレントリスナーの皆さんも聴いているだけで楽しめる番組にしたく、試行錯誤の日々です。それに近藤さんには僕が見習わないといけない部分がたくさんあるので勉強します。
やきそば リスナー層も広いそうですね。
春名アナ radikoで聴いてくださる方の総数がタイムフリーを含めて、初回の放送から非常に多かったです。40〜50代の方が多いですが、"近藤さん効果"もあって10代のリスナーからの反響もありました。今まで私が担当していた平日の番組だと10代のリスナーはほとんどいなかったので、このまま聴き続けてくれるとありがたいです。いかに毎回満足していただけるか、がこれからの勝負どころです。
ゲストとの接し方・雰囲気の作り方
やきそば 春名さんはこれまでに情報番組や音楽番組などでたくさんの方をゲストに招いていますが、一緒に番組を作っていくうえで心がけていることはありますか?
春名アナ ほかの番組で言っていないようなことを話してほしいので、過去のインタビュー記事や、ほかの番組にゲスト出演した時の放送は聴きます。ただ、僕はまだまだ、ゲストを招いた時の雰囲気作りが苦手なんです。
それから、お相手が男性のゲストならまだいいのですが、女性と話す時は未だにどういう風に話しかけたらいいのか分かりません。僕にとっては男性のアナウンサーが女性のアイドルに馴れ馴れしく話しかけることに違和感があったんです。
ただ、あるアイドルに話を伺った時に、インタビューの雰囲気が堅くなってしまって、スタッフに「政治家へのインタビューみたいに聞こえる」と指摘されたことがありました。僕は昔から友達口調で話すのが苦手で、年下でも丁寧語で話してしまいます。長年の癖はなかなか抜けませんが、ラジオを聴いている方が聴きやすくなるように、フレンドリーな部分を出していけることはひとつの目標です。
やきそば ここは難しいところですね。以前、KBC九州朝日放送の長岡大雅アナウンサーに話を伺った時(「I loveRADIO」第39回参照)は「例えば相手が女性のアイドルグループの場合、おもいきって女性の友達のような話し方をして、いつもの自分とは少し違う人格表現のスイッチを入れると話が弾む」と仰っていました。
春名アナ 今流行していることに関する話でお茶を濁しても面白くならないし、かといって知らないのもよくないので日々勉強です。
実は近藤さんにも、以前担当していた音楽番組にシンガーソングライターとしてゲスト出演していただいたことがあったんですけど、その時は近藤さんの良さをうまく引き出せてなくて近藤さんが猫をかぶった状態で終わってしまい、普通に"キュートなゲスト"として接するにとどまりました。
近藤さんのようにその後リベンジできることはまれで、たいていは一発勝負ですから、長岡アナウンサーの仰る通り、人格を変えるくらいでちょうどいいのかもしれませんね。自分自身の奥底に眠っている(笑)、明るい部分を抽出して、放送でお見せしたいと思っています。
サプライズ人事
実は春名さんはアナウンサーを志望していたわけではありません。いわゆる"サプライズ人事"でした。
やきそば 春名さんはラジオが好きで、さきほど触れた安住さんや福島さんの番組、さらには爆笑問題の番組なども聴いていたそうですが、もともと制作や営業の部署を志望していたんですよね?
春名アナ そうなんです。「声がいいから」ということもあり、アナウンサー職に就くことになりました。弊社(ラジオ関西)は現在、アナウンサーとして番組を担当したり、ニュースを読んだりしているのが私を含めて4人しかおらず、全員男性です。ましてや、私以外の3人は全員50代という、極めていびつな構成です(笑)。
滑舌やアクセント、ニュース読みといった基本の研修や裏方の業務内容についてはしっかり教わりましたが、トークに関しては、当時の私には真似るのが難しく、自分で身につける必要がありました。そこで、安住さんや福島さんの番組をはじめ、全国各地の番組を聴いて勉強していました。
『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)は学生時代から聴いていました。
安住さんが話す時の"間"と赤裸々なトークが好きです。安住さんはアナウンサーとして話すというよりは、ひとりの40代の男性の、男性としての心模様を語っています。リスナーの琴線に触れる内容であるところも尊敬しています。
福島さんも安住さんを尊敬していて、福岡のRKBの冨士原圭希アナウンサーも安住さんを尊敬しているため、福島さんや冨士原さんとは安住さんの言い回しにまつわる勉強をしあっています。例えば冨士原さんは安住さんが話を転換する時によく使う「さて...」を度々使っているので、「さて」を他の語句に言い換えるとしたら何がいいかと考えたりとか...。
やきそば 独特なやりとりですね(笑)。
春名アナ 福島さんは安住さんに憧れつつも、福島さんならではの視点と話術をお持ちです。僕が安易に安住さんのまねをしたところで浅学が露わになるだけなので、無理をせずに内面から湧き出てくるものに対して素直に向かい合おうと思います。その結果、安住さんに憧れている自分なりの味が出てくるのが理想です。
やきそば アナウンサーといえば、近藤さんは昨年の10月まで放送されていた『よなよな...』(ABCラジオ)で水曜日に7年半にわたって北村真平アナウンサー(ABC)と共演していたため、春名さんは北村さんと比較されてしまうのでは?
春名アナ 北村真平アナウンサーは先輩なので喋り方やツッコミの雰囲気が似ていると言われると嬉しいんですけど、僕だからできる表現が出ることもあります。北村さんのことは尊敬しつつも『Clip』では「"北村"優輝」になってはいけないと思っているので、これからも自分なりの表現を見つけていけたらと思います。
三代澤さんからの助言
そんな春名さんに対してラジオを通じてアドバイスを送った人物がいます。ABCラジオの人気番組『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』(通称"ドキハキ")の三代澤康司さんです。近藤さんがドキハキの水曜パートナーを務めていることもあり、番組のなかで春名さんの話が浮上しました。
やきそば 『Clip』の初回の放送が終わって2日後のドキハキで近藤さんと三代澤さんが春名さんのことを話題にしましたが、『Clip』の2回目の放送でドキハキのことを話題にしないまま終わってしまったことに対して春名さんは猛反省していたそうですね。
春名アナ 反省ばかりしている僕に対して、三代澤さんから「準備しない、反省しない、残業しない」という助言をいただきました。近藤さんには「春名さんはきちんと準備するし、猛反省するし、たぶん残業していると思う」と言われました。
やきそば 三代澤さんは「春名さんは安住アナや福島アナの線ではない。北村アナには似ているけど、RBC琉球放送の嘉大雅アナウンサーを目指すべき」という旨のことを仰っていましたよね。嘉アナはポップな雰囲気でトークも面白くて人気があります。
春名アナ 「安住アナや福島アナの線ではない」というのは初めて頂戴する意見でした。たいていの人は「似ているから」という理由で「安住さんに似ているね」「福島さんのようになろうね」と言うのですが、三代澤さんは本当に本質を見てくれているのかな?と感激しましたね。
いつか嘉さんにお会いしたいです! 嘉さんはしっかりとしていながらもアナウンサーっぽくない部分もあって興味深いです。嘉さんが出演している『ラジオBar 南国の夜』でおなじみのよこちゃん(與古田忠さん)の店「(Bar) 南国の夜」にはプライベートで行ったことがあるんです。同局の鎌田(宏夢)アナウンサーとは同期ですし。
やきそば 嘉さんも素敵な方なので繋がるといいですね! 春名さんがアナウンサーとして日々の生活で意識していることはありますか?
春名アナ これは直したくてなかなか直らないところなのですが、なにかを「やるぞ」と決めてもすぐに飽きてしまい、基本的には長続きしません。昨日まで好きだったものが急に嫌いになることなどよくあります。
こんな私ですから、自分が「今」やりたいことや持っている興味・関心にとことん正直になって毎日を過ごしたいです。明日にはもう興味がないかもしれませんから(笑)。知らなかったことばや表現技法が一つでも身についた、とか、これまで通ったことがなかった道を通れた、よし、成長した!くらいの感覚です。SNSで「100日後に○○するアナウンサー」などと目にすると、「かなわないなあ」と思いますね。
アナウンス技術に関しても、いろいろな人の良い部分をもっと取り入れていきたいです。アナウンス試験を受けた人同士で繋がりを持って励まし合っている人たちもいると聞きますが、僕はアナウンス試験を受けないままゼロからのスタートでしたので、アナウンサーの友達も欲しいです。ライバルであり、仲間であり、あの関係性は羨ましいです。
やきそば 放送局を超えたアナウンサー同士の繋がりは大事ですよね。悩みを抱えたまま誰にも相談できない人もいますし...。
沖縄のRBCiラジオ『ラジオBar 南国の夜』(土曜22時〜23時)でおなじみ、"よこちゃん"こと與古田忠さんの店「南国の夜」にて。よこちゃんと。
趣味も充実。ハマっているキャンプ(富士山)
最近作るのにハマっているスパイスカレー。
趣味を番組に活かすこともある。
アナウンサーとはなにか
やきそば 春名さんご自身がアナウンサーになったことを実感したのは、入社してどのくらい経過した頃でしたか?
春名アナ 入社してマイクの前に座り始めた頃です。自分の声が電波に乗ってラジオから聴こえてきた時に早々に実感しました。なぜなら、「アナウンサーとはなんたるか」という一丁目一番地を通らずに肩書きだけが先行してしまいましたから、原稿を間違えずに、はきはきと読むのがアナウンサーの仕事だと思っていましたので。現在も毎日のように「アナウンサーってなんだろう?」と自問自答しています。
ひとくちにアナウンサーといっても、僕は記者も兼任して行政の取材もしていますし、弊社が配信している「ラジトピ」というネットニュースの原稿も執筆・編集しています。別の番組ではディレクターやプロデューサーも務めているため、アナウンサー以外の業務も多いです。
ただ、これらはアナウンサー業務だけに集中できるアナウンサーでは得難い経験です。たまに羨ましくも思いますが、負けない喋りができればカッコよくないですか?(笑) それに、必ずできると信じています。
やきそば 最近はアナウンサーも裏方を担当する放送局が多いですよね。帯番組の場合は月曜と火曜はマイクの前で喋って、水曜と木曜はディレクターを務めるとか。
地元の話題を伝えること
やきそば ところでラジオ関西のワイド番組は、兵庫県内の街の話題が多いですよね。春名さん自身も街に出て面白い話題を探していますし。ほかの人が気になっている場所にひと足早く足を運んで伝えてもらえると、聴いていて楽しいです。
春名アナ 兵庫県のなかで行ったことがない地域をなくしたいと思っています。そのために、最近そこまで必要がない車を購入しました(笑)。「ひょうご五国」と言われるように面積が広く文化も多様で、ましてや私の出身地ということもあり、愛着はひとしおです。ネタも尽きません。
番組で紹介したお店にラジオを聴いた方が足を運んでくださるとやり甲斐があります。ただ、どのように伝えたら興味を持ってもらえるか、まだまだ考える余地はあります。
ラジオ関西は阪神・淡路大震災に関する取材を続けています。春名さんは大学時代に防災教育の現状と今後に関する卒業論文を執筆しました。
春名アナ 自戒の念を込めて言うと、1月17日やその前後のみに特集を組むのは違和感があります。通過儀礼のようなものになってしまう危機感もあります。どのように伝えていくのか考えるのは難しいですが、万が一、何か起きた時の対処の仕方は責任を持ってラジオを通して呼びかけないといけないと思います。そのあたりのリテラシーは常に高く持っていたいです。
やきそば いろいろと考えることが多いですが、春名さんはメンタル面はいかがですか?
春名アナ 全く心配ありません。僕は達成感があった時や「うまくいった」と思った時ほど批判の声をよく見ています。「ラジオ関西 春名 下手」と何度検索したことか(笑)。これは「メンタルが強い」こととは違います。ただの癖(へき)ですね。心が痛んだ瞬間もなくはないし、相当な批判にさらされるとヘコむかもしれませんが、好きなお酒を飲んで知り合いに愚痴を言って、寝たら忘れています。知り合いには申し訳ないし、同じ失敗を繰り返す。この性格が良いとは思いませんし、性格が悪そうに思われるかもしれませんが(笑)。 やきそば ひとまず安心しました。今後のますますのご活躍をお祈りしております。
おしらせ
春名さんはGLAYの大ファン。5月にはラジオ関西制作のPodcast番組『GLAY白黒歌合戦』が『Spotify』独占配信番組としてスタートします。(#1は5月6日 金曜17時配信)
GLAYを純粋に愛するがゆえに考えてしまうゆがんだ感情として「この曲って白よりのGLAY? それとも黒よりのGLAY?」とGLAYの楽曲を白よりか黒よりか、あなたとともに考える番組。パーソナリティーは生粋のGLAYファンの春名さんとクマガイタツロウさん(ワタナベフラワー)。
後半はさまざまな地域で始まった注目のワイド番組を紹介します。
TBSラジオでは『パンサー向井の#ふらっと』(月曜〜木曜 8時30分〜11時)がスタート。
メインパーソナリティの向井慧さんは自身が担当するCBCラジオ『チュウモリ「#むかいの喋り方」』(火曜 22時〜24時)での話の面白さ、視点のユニークさが一躍脚光を浴びて、現在は5本のラジオ番組を担当しています。『有吉の壁』(日本テレビ)で再ブレイク。真面目な性格で人間思い。繊細な心の持ち主でもあります。
月曜パートナーは滝沢カレン。時に向井さんを困惑させたかと思えば、時に感心させる独特のワードセンスに注目。火曜パートナーは向井さんが尊敬するココリコ田中直樹。向井さんは学生時代にココリコのラジオ番組のヘビーリスナーでした。水曜パートナーの三田寛子は明るいリアクションと引き出しの多いコメントでほのぼの。「ふらっとこども電話相談室」のコーナーもあります。木曜パートナーは素直なリアクションが面白いトークに発展する髙橋ひかる。向井さんは木曜は隔週出演のため、今後TBSラジオを一層面白くしてくれそうなアナウンサーのひとり、喜入友浩がアシストします。
番組のテーマ曲やジングルなどは、ラジオっ子で『極楽とんぼの吠え魂』のヘビーリスナーでもあった関取花が制作しました。
文化放送では『おとなりさん』(月曜〜金曜 8時〜11時)がスタート。
たくさんの人を身近な"おとなりさん"と感じられるようになることを目指す"ご近所型ラジオ番組"。
出演はアルコ&ピース平子祐希(月曜)、高橋優(火曜)、鈴木おさむ(水曜)、高山一実(木曜)、アンガールズ山根良顕(金曜)、坂口愛美アナウンサー(月曜〜金曜)、山田弥希寿アナウンサー(木曜)。テーマ曲は高橋優が制作。
ゲストコーナー「10時のおとなりさん」の人選は「テレフォンショッキング」のような"紹介形式"。意外な人が意外な人を呼ぶ流れになっています。この番組ならではのゲストとして、おぎやはぎの小木さんの奥様でミュージシャンの小木奈歩さんが出演したこともありました。
東海ラジオは週末に音楽ワイド番組が続々登場。「Change & Charge!TOKAI RADIO!~Music & Baseball~」をキャッチフレーズに大幅に改編しました。素敵な声と音楽の番組が揃っています。
土曜はCocoroの『Weekend Step』(7時〜10時)、市野瀬瞳の『Saturday Flavor』(10時〜13時55分)、東海テレビとのコラボを強化した高井一『ONE STYLE』(17時〜20時)を開始。『ONE STYLE』では青春が蘇るポップスを放送。第4、5週には、週替わりで東海テレビアナウンサーが登場します。
日曜は川本えこの『Morning Delight』(7時〜10時)、南城大輔の『SUNDAY FUNDAY!』(10時〜13時55分)を開始。週末の雰囲気がガラリと変わりました。市野瀬瞳さん、南城大輔さんはZIP-FMでも活躍中です。長寿番組『かにタク言ったもん勝ち』は日曜早朝にお引っ越し。6時10分からの15分番組として放送しています。
FM長野では『翔べ!FRI-TAG!!』(金曜 16時〜19時)がスタート。バカボン鬼塚と松本市出身の声優、飯野美紗子のコンビが誕生。バカボンさんの現在のレギュラーは5本。音楽にもカルチャーにも詳しく、話の引き出しが豊富です。ふとした話の中に楽しい雑学が含まれているため、ながら聴きするのが難しいほどです。
広島FMは、前回の「I love RADIO」でクローズアップした『大窪シゲキの9ジラジ』(月曜〜木曜 20時〜22時)で3月までアシスタントDJを務めた3人(小竹彩花、山本将輝、安広修平)がDJを務める『#PUSH』(火曜〜木曜 13時30分〜15時55分)がスタート。
推したい人や曲の話でリスナーの気持ちをブルンブルンと動かしています。広島FMの平日ワイド番組は朝から夜まで若いDJ、若いスタッフがたくさん活躍しています。
沖縄のRBCiラジオでは『Bランチ』(土曜 14時30分〜16時)がスタート。
RBCテレビでは土曜の昼に生放送の番組『Aランチ』(11時56分〜12時58分)を放送しており、番組に出演している嘉大雅アナウンサーと、久しぶりにラジオに復帰する糸数美樹さんがそのままラジオにも出演。テレビの生放送を終えたあとのハイテンションで賑やかに放送します。
嘉アナは「普通のラジオ番組を作るつもりはございません。『虎穴に入らずんば虎子を得ず』『挑戦なくして何がラジオだ!』という気概で、ミキトニー(糸数さんの愛称)さんとラジオの可能性に"虎イ(トライ)"する超人気番組を作ります」とやる気満々。
<了>