記事一覧
記事数: 1099件
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クーポン・プロモーションの理論と実際 10 --クーポン広告テストマーケットの結果を見てみると--
※本記事は1988年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 クーポン広告テストマーケットの結果を見てみると クリアリングハウスの紹介で少し時間が取られたが、この辺で話を少し実際編に移してみよう。 昨年の秋から実施してきたクーポン広告テストマーケットの結果が愈々まとまりだした。テストマーケットの企画内容は昨年の本誌9月号(Nα231)で詳細を紹介したが、再びその概要をここに
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クーポン広告 「雑誌業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約施行規則」の改正の承認について
※本記事は1987年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 公正取引委員会は、雑誌公正取引協議会(理事長 千葉源蔵。以下「雑誌公取協」という。)から、いわゆるクーポン付広告を雑誌に掲載することができるようにするために承認申請のあった「雑誌業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約施行規則」(以下「雑誌規則」という。)の改正を承認した。 なお、これに伴い雑誌公取協は、雑誌規則の運用
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福島地区のテレビ視聴状況(日曜日昼は関東地区より低いなど...)
※本記事は1988年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 新光は東北へ、活気がでてきた仙台支社(佐藤和彦支社長)からのレポートです。 新しくスタートした福島地区のメータ調査結果、そして政宗ブームと視聴率(次号)について紹介します。 福島地区は1987年10月5日よりメータ調査の第9番目の地区としてテレビ視聴率調査を開始しました。まず、福島地区の調査の概要をみると下記の通りです。 福島
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テレビ接触ログデータを用いた15秒CMと30秒CMの効果検証
VR CUBICとは テレビとWebの接触実態をログ取得するパネルで両メディアの到達や重なり、テレビ接触者のサイト接触行動が把握できます。さらにパネルに対して、追加でアンケートを行うことが可能なデータソースです。 現在オンエアされているテレビCMは、大きく分けて15秒尺のものと30秒尺のものがあります。30秒CMの多くは、15秒尺のCMクリエイティブテイストのもので、15秒CMはスポットC
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最近注目の「生理指標(脳波)」で、CMの事前チェックや具体的な改善点の特定に活かしていく「TV-CM KARTE NEURO」
「TV-CM KARTE NEURO」とは、生理指標(脳波)とアンケートにより、テレビCMクリエイティブの評価を「生理反応(ホンネ)」から捉える受注型調査のパッケージです。今までも本誌にて、「アイトラッキング」「脳血流」の研究事例をご紹介してきましたが、これらの事例を基に、ニューロ技術を応用したリサーチ手法を開発し、パッケージ化しました。これは心理的な「防御活動」を排除し、情動を伴う生理的な変化を
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カープ野球を通してみえてくる広島県民の盛り上がりの構造〜マツダスタジアムのユニークなシート「砂かぶり席」や「びっくりテラス」
今年も残すところ、1 ヵ月をきってしまいました。皆様は、どのような一年だったでしょうか。 さて、私が住んでいる広島県は今年、色んな意味で注目を浴びたのではないかと思います。 その中でも、広島県民にとって忘れられないのはもちろん広島東洋カープの25年ぶりリーグ優勝!です。残念ながら、日本一は逃してしまいましたが、カープの盛り上がりは地元のメディアだけでなく、全国ネットのテレビ番組でも取り上げられるこ
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新サービス(Tverなど) テレビとネットの関係性を明らかにする 「VR CUBIC」
近年、生活者の多様化やデジタル化による視聴デバイスの普及で視聴形態の分散化が進んできています。テレビ番組を「動画」という単位で捉えると、今の生活者にとって動画の視聴はテレビだけでなく、Web 上でも視聴することが 多くなってきています。例えば、放送局でも 「TVer」をはじめ公式サイトを立ち上げ、サービスを拡充するなどテレビ番組もデバイスシフト、タイムシフト、チャンネルシフトといった 様々な形態で
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10月スタート 関東地区テレビ視聴率調査の仕様変更について ~サンプル数拡張とタイムシフト測定~
この10月3日より関東地区の視聴率調査のサンプル数を900世帯に拡張し、リアルタイム視聴率とともにタイムシフト測定を実施していきます。 今回はこの仕様変更に携わってきた担当部署長である橋本和彦にこれ からの視聴率調査についてインタビューしました。 テレビの視聴分散化に対応するための第一歩 600世帯から900世帯にサンプル拡張する背景には、ここ数年でのテレビ視聴状況の変化があると思いますが、具体的
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若者と広告コミュニケーション 若者好みのテレビCMとは 〜 TV-CM KARTEデータによるクリエイティブ分析〜
※本記事は2015年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 インターネットの普及と共にSNSなど新たなメディアやサービス、ツールが広がっていますが、マス市場を狙った商品の多くはテレビCMを中心としたコミュニケーション活動を行います。一度に多くの生活者に同一メッセージを届けられるメディアは、他には存在しないからです。 では、そもそも若者に効くテレビCMとはどのようなものなのでしょうか。