テレビの記事一覧
記事数: 411件
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【ふかわりょうの「魔法が解けたなら」】〜第6回 長寿番組になるには 続編〜
【ふかわりょうの「魔法が解けたなら」】 第6回 <毎週金曜更新> 長寿番組のもう一つの秘訣、それは「面白すぎない」ことです。「楽しくなければテレビじゃない」なんていうコピーもありましたが、やはり「面白すぎ」は良くないのです。 笑える面白さもあれば、好奇心をくすぐられる興味深い面白さもあります。「良くない」というのも語弊がありますが、言い換えるなら、視聴者をお腹いっぱいにさせない、ということでしょう
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】2020年、テレビで求められるもの
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第21回 今年はテレビ界にとって、かなり激動の年になるだろう。 視聴率の取り方、発表の仕方はさらに変わるだろうし、ネットでの同時放送もついに始まる年になるだろう。それと同時にNetflixなどは日本で当てるコツを見つけただろうし、芸能人はさらにYouTubeを始め、もちろん淘汰されるだろうけど、その中でビッグヒットも出てくるだろう。 そんな中で、
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【ふかわりょうの「魔法が解けたなら」】〜第5回 長寿番組になるには〜
【ふかわりょうの「魔法が解けたなら」】 第5回 <毎週金曜更新> 「サザエさん」「笑点」「徹子の部屋」。言わずと知れた長寿番組の代表格。「笑っていいとも!」が終了する際は、それはそれは寂しいものでしたが、これら長寿番組の共通点の一つはテーマ音楽があること。特に上記のそれは個性的で、その音が聞こえると番組を想起せずにはいられません。 「吉本新喜劇」のおなじみのテーマ音楽。あの「ほんわかぱっぱ」という
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連載特別企画第二弾 新視聴率のスタートで変わること〜タイムシフト測定でわかること〜
2020年4月の新視聴率開始に向けて「新視聴率のスタートで変わること。」をお伝えする本連載。前号は、全地区「52週化・PM化」になることで、番組を「毎日」「世帯・個人の両データ」が捉えられること、番組制作、編成上においてPDCAが迅速に行えるようになることをお伝えしました。 2回目のテーマは、新視聴率の一端を成す「全地区でのタイムシフト測定開始」です。タイムシフトまで範囲を拡げて視聴者の行動を把握
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初!自国開催となったラグビーW杯2019 日本大会〜日本代表戦の見られ方は?
2019年9月20日から11月2日まで、日本で開催されたラグビーW杯。自国開催は初めてだったこともあり、ラグビーに対してこれまでにないほど大きな注目が集まりました。いざ大会が始まると、日本代表は予選リーグを1位で通過、決勝トーナメント初進出を果たすなど予想を上回る活躍で日本中に大きな感動を与えてくれました。また、試合結果だけではなく、普段の会話の中で「ONE TEAM」「にわかファン」「笑わな
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Synapse編集部が行く!日本アニメの現状 Vol.4 「アニメ制作のリアル」
アニメ好きなら一度は夢見る「アニメ制作」。そんな若者に、あるアニメーターはこう諭したそうです。『本当にアニメが好きでいたかったらアニメーターにならない方がいい。現場は辛いし、生活も厳しい。アニメをどんどん嫌いになっていく』と。アニメを制作することの大変さがうかがえます。今回はそんなアニメ制作の舞台裏を覗いてみましょう。 (Vol.1、Vol.2、Vol.3に続き、Synapse編集部が取材した内容
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連載特別企画第一弾 新視聴率のスタートで変わること〜来年4月全地区同一仕様に〜
「新視聴率のスタートで変わること。」と題し、2020年4月の新視聴率開始に向けて、3回の連載を予定しています。新視聴率がスタートすると全地区で「52週化・PM(機械式個人視聴率)化」し、「タイムシフト測定」も始まります。更に、全国視聴率など新たな指標の提供も始まり、利用できるデータ量は今より増大します。視聴率データをより便利に、有益に使っていただけるよう本連載では事例を交えながら、新視聴率のスター
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J:COM発!視聴ログを活用した新たなマーケティングの可能性〜株式会社ジュピターテレコム(J:COM) 遠田 智洋さん〜
CS広告の営業や企画に携わること15年。遠田さんは、デジタル広告の台頭を感じながら、「J:COM PMP(Private Market Place)」という新たなビジネスモデルの構築に邁進してこられました。従来の概念から脱却しチャンネルの枠を超える。 デジタルに引けを取らないデータを提示しながら、テレビの良さは守っていく。絶妙なバランスで新たな可能性に挑んでいる遠田さんが思い描く、CS業界と「J:
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【ふかわりょうの「魔法が解けたなら」】 〜第3回 信用と信念〜
【ふかわりょうの「魔法が解けたなら」】 第3回 <毎週金曜更新> 「視聴率低迷のため、打ち切りになります」 こういった事例が何度かありました。バラエティ番組はいつまで続くかわからないままスタートするのでこのような表現はあまりされないですが、ドラマのように全12回や1クールなど、期間を決めた上で始まる番組は、「打ち切り」という表現がしばしば使用されます。 この、視聴率低迷を理由に打ち切るという行為こ
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【テレビのミライを創る】大分放送×電通×太陽の家 Vol.2 〜 「太陽の家カンファレンス2019」開催の経緯とこれから 〜
(左から)電通 川崎 寛氏 電通そらり 清水 恒美氏 大分放送 宮地 寛哉氏 大分放送 野上 敦史氏 これからのテレビの役割 ~社会課題に光を当てて、より良い社会を~ 「テレビの世界でこれから仕掛けられそうな新しいコト」を考える、Synapseの企画【テレビのミライを創る】。今回は、大分放送と電通が、大分県別府市にある「太陽の家」とコラボして、社会における障がい者雇用のあり方を考えた「太陽の家カ