ACR/exの記事一覧
記事数: 120件
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「延べ接触人数」×「メディア・エンゲージメント」で広告効果を可視化する 〜2020年4月リリース「ラジオ365データ」の活用事例より〜
これまでビデオリサーチでは、生活者データACR/exを用いてリーチ指標と態度変容をかけ合わせて各メディアの「推計広告効果」を算出する考え方を提唱し(吉田,2017a)、たくさんのお引合いやご発注を賜ってきました。この度、この概念をさらに発展させることで、より出稿の現実に近い推計が可能になりましたので、その具体的な方法を、2020年4月にリリースした「ラジオ365データ」を用いてご紹介いたします。
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購買ファネル上のメディア・エンゲージメントからみた広告メディア別の役割
広告メディアの効果指標として、リーチ指標である「延べ接触人数(回数)」があります。これに加え昨今、態度変容指標への関心が高まっています。また、現在こうした態度変容指標は、デジタル起点の「購買ファネル」で考えられることが多いのではないでしょうか。 弊社では、これまで各メディアの広告に対して、生活者が一般にどのような印象を持つか=「メディア・エンゲージメント」という考え方に注目し、可視化するための研究
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定額制ビデオストリーミングサービスは、映画館利用者を減らすのか!?
衝撃の話題作となった『全裸監督』や、Twitterが炎上した『バチェラー・ジャパン』など、昨今、NetflixやAmazon Prime Videoをはじめとした定額制ビデオストリーミングサービスが何かと話題になっています。すでにビデオストリーミングサービスが定着しているアメリカでは、数年前に、これらのサービスに対抗した"映画館の定額制"『MoviePass』(※1) が誕生するなど、ビデオス
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子どものメディア接触の変化をみる〜Kids/ex最新版〜
メディア環境の急速な変化によって生活や意識が影響を受けるのは、子どもたちとて例外ではありません。 子どもは心身の成長に伴い嗜好や興味関心、生活習慣などが変化します。子ども自身の成長による変化と、子どもを取り巻く環境の変化。現代の子どもたちのそれぞれの変化を、メディア接触の視点でひも解きます。 なお、本記事では3〜12才(未就学児、小学生)は「Kids/ex」、中学生・高校生は「ACR/ex」の
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「テレビを見る」って何を見る?〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから"第七回〜
テレビ放送以外で、テレビ番組あるいはそれに類似した映像コンテンツを見る機会や手段が拡がりつつある昨今、本連載でも、インターネット動画を利用する人が全体の7割にのぼることや、テレビ画面にインターネット動画を映して見ている人の視聴状況などを紹介してきました。(連載第1回目・3回目) 本シリーズ7回目は、"テレビを見る"意識の変化に着目して、今の生活者にとって「テレビ」とは何か?生活者から見た「テレビ
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「オンデマンドネイティブ」の誕生とテレビ(下)〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから" 第六回〜
前回(上)では、現在進行中の子どものテレビと動画サービスの関係について俯瞰してみてきました。今回は、より具体的に子どもたちの利用実態を掘り下げていきます。 「オンデマンドネイティブ」の誕生とテレビ(上)〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから" 第五回〜 サマリー ・「無料動画」を高頻度で視聴する習慣のある層は、全体で3-4割超。 一方「有料動画」は1〜2割程度に留まる
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多様化する視聴者を捉える「ADVANCED TARGET」分析事例〜視聴率にプロフィールデータを紐づける
「VR FORUM 2019 Data Orchestration」でもお伝えしていますが、当社はライフスタイルの多様化、デジタルを中心としたテクノロジーの進化に応じて、テレビの新たな価値創造に向けたデータのあり方を模索しています。 その中のひとつの課題に、従来の性年代だけではテレビの視聴者を捉えきれないという事実があります。世の中の変化を映し、ターゲットとなる生活者をより理解できるように、視聴
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意外と知らない!iOSとAndroidOSの調査データあれこれ
皆さんは普段スマホを利用する際、OSについてどれくらい意識したことがありますか。スマホの購入時には必ず前提条件にOSが何かを考えるという人もいれば、そもそもOSって何だっけという人までさまざまです。そこで今回はビデオリサーチ保有の大規模調査データベース「ACR/ex」から、身近でありながらも分析記事をなかなか見かけないスマートフォンの「OS」をテーマに実施した調査データを紹介します。 ※なお、iO
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「オンデマンドネイティブ」の誕生とテレビ(上)〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから"第五回〜
ひと研究所では、広がる動画サービスが現在の生活者の日常にどのように取り入れられているのかを知り、今後、メディアビジネスにどのような変化をもたらすのかを探る研究を進めています。 これまで4回にわたってご紹介してきましたが、今回は視点を変え、「未来の視聴者」である『子どもと動画サービスの関係』に焦点をあてたシリーズをご紹介していきます。 記事の中でご紹介しているサービスはこちら
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テレビ番組で振り返る テレビが映してきたもの、 視聴者が見てきたもの
1989年1月7日の午後、記者会見で新たな元号"平成"が発表されました。その発表をテレビを通して知った人も多かったと思います。この章では、そこから現在までの30年間、テレビを取り巻く環境やテレビが映し出してきたものや視聴者が見てきたものを振り返ります。 記事の中でご紹介しているサービスはこちら 【視聴率】 【ACR/ex】 1.テレビを取り巻