小西 未来の記事一覧
記事数: 79件
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】カリフォルニア州が完全再開。ワクチン接種者はマスク不要に
2021年6月15日は、米カリフォルニア州の住人にとって記念すべき日となった。 2020年3月に新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてから、世界の人たちと同様、カリフォルニア州の人々も新たな生活様式を取り入れてきた。同州では感染状況に合わせてリスクを4段階に色分けし、経済活動の制限を定める「Blueprint for a Safer Economy」というガイドラインを設立。厳しい規制を課してきた
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】AT&Tがメディア部門から事実上の撤退。HBO Maxはどうなる?
米通信大手のAT&Tが、メディア部門のワーナーメディアを分離し、メディア大手ディスカバリーと統合させる計画であると発表した。 AT&Tといえば、2016年に850億ドルという巨額でタイムワーナーに買収を提案。2018年に買収を完了し、ワーナーメディアとして新たなスタートを切る。だが、2020年に肝煎りで動画配信サービスHBO Maxをスタートさせるも低調な滑り出しで、ライバル
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】「ゴジラvsコング」が米映画興行界 復活のきっかけに
新型コロナウイルスの流行後に劇場公開された映画として、「ゴジラvsコング」が海外で大ヒットを記録している。 同作は、日米を代表するゴジラやキングコングが激突するアクション大作で、彼らを主人公とした一連の怪獣映画シリーズ「モンスターバース」を展開するレジェンダリー・エンターテインメントが製作し、ワーナー・ブラザースが配給しているものである。2021年3月下旬に世界公開した「ゴジラvsコング」は
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】中国が傑作「ノマドランド」に手のひら返しした理由とは
毎年この時期になると、洋画の宣伝文句として「アカデミー賞最有力!」の文字が躍る。 常識的に考えれば最有力の作品が複数あるわけがないのだが、アカデミー賞授賞式が行われるまでは、誰にも結果は分からない。つまり、言ったもの勝ち状態なのだ。配給各社は人々の期待をありったけ煽り、アカデミー賞発表までの短い期間に可能な限り多くの観客を動員しようとするのだ。 ただし、それまでの賞レースの流れを見ている映画
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】「マンダロリアン」が切り開いた、新たな映像制作手法
映画やドラマの制作方法には、大きく分けて“ロケーション撮影”と“スタジオ撮影”の2つがある。 ロケーション撮影ならば、その土地ならではの風景を作品に取り込んだり、既存の建造物をセットとして利用したりすることができる一方で、移動に手間がかかり、天候や日照時間などの環境に影響を受けやすい。スタジオ撮影ならば、気候などに左右されることなく、コントロールされた環境で撮影が可能だが、セットを作り上げる
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】先行投資でリードを築いた動画配信の“覇者” Netflix
米動画配信最大手Netflixの有料会員がついに2億人の大台を突破した。 先日行われた決算発表において、2020年10~12月期に850万人の新規会員を獲得し、全世界の有料会員数が2億370万人に到達したと発表した。 会員増の原動力は、新型コロナウイルス感染予防による巣ごもり需要の追い風に加えて、豊富で魅力的なオリジナルコンテンツにあるといえるだろう。 この期間(2020年10~12月)にも
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】ディズニーが投資家向けイベントで新作を大量発表
新型コロナウイルスが引き起こしたパンデミックは、今もなお、アメリカの映画界に深刻な影響を及ぼしている。再開した映画館は入場制限が課せられているうえに、スタジオが注目作の公開を相次いで延期したり、新作をストリーミング配信しているため、観客を動員できる魅力的なコンテンツが少ない。 制作に関しても少しずつ再開しているものの、厳格な感染予防対策が敷かれているため、コストが増大し、陽性者が出るたび中断
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】新型コロナウイルスが変える映画のライセンスビジネス
大作映画を抱えるスタジオの配給担当にとって、公開日の選定ほど重要なことはない。毎週のように注目作が封切られる昨今のアメリカでは、公開第一週に好成績を叩き出さなければ作品が埋没してしまうリスクがある。だからこそ連休や夏休みなど動員が期待できる日程を選ぼうとするのだが、往々にして絶好のポジションは他社作品に取られているものだ。そこで、数年先のカレンダーをひっぱりだして、制作が始まっていない新作の公
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】withコロナの労使協定が締結。ハリウッドが再開へ
新型コロナウイルスの到来によって休止状態にあったハリウッドが、ようやく稼働をはじめた。 ディズニーやワーナー、ユニバーサル、ソニーといった映画会社や、テレビ局など、300社を代表する業界団体AMPTP(Alliance of Motion Picture and Television Producers)は、DGA(米監督組合)やSAG-AFTRA(米俳優組合)、IATSE(国際映画劇場労働組
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】実写版「ムーラン」、PVODスルーの衝撃。映画配給のニューノーマルとなるか?
新型コロナウイルスの感染拡大でストップしていた「ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)」や「マトリックス4(仮題)」の制作が再開した。中止が取り沙汰されていたベネチア国際映画祭やトロント国際映画祭も、規模を縮小しながらも無事開催されるなど、コロナ禍でも映画界は復活しつつある。 だが、興行に関しては、いまだに見通しは明るくない。感染者数の多さから映画館の営業が許されていない国や地域が多いう