VR Digest編集部の記事一覧
記事数: 277件
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事業者に対する景品類の提供に関する景品表示法上の考え方について
※本記事は1988年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 公正取引委員会は事業者景品(販促規制)を今秋から大幅に緩和することになった。そこでガイドラインとなる事業者景品類の提供の考え方と運用基準の改正について以下収録してみた。 公正取引委員会は、昭和61年5月に公表した「市場アクセス改善のための競争政策上の対応」に基づき、不当な顧客誘引の弊害が生じない範囲において景品提供が販売促
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札幌地区(北海道)のテレビ視聴率と視聴特性
ファッションと歌はサッポロからといわれている150万都市、札幌。札幌市は近年大きく発展しつつある若い都市であります。本稿はこの150万都市の札幌市民がテレビ視聴にどんな特性を持っているか、世帯視聴率調査から分析を試みてみました。 札幌市民はテレビが好き? まず、'86年9月29日〜12月28日の季報より3カ月平均のテレビ視聴時間をみますと、図1にみられるように札幌地区の1世帯当り視聴時間は1
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クーポン・プロモーションの理論と実際 10 --クーポン広告テストマーケットの結果を見てみると--
※本記事は1988年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 クーポン広告テストマーケットの結果を見てみると クリアリングハウスの紹介で少し時間が取られたが、この辺で話を少し実際編に移してみよう。 昨年の秋から実施してきたクーポン広告テストマーケットの結果が愈々まとまりだした。テストマーケットの企画内容は昨年の本誌9月号(Nα231)で詳細を紹介したが、再びその概要をここに
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クーポン広告 「雑誌業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約施行規則」の改正の承認について
※本記事は1987年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 公正取引委員会は、雑誌公正取引協議会(理事長 千葉源蔵。以下「雑誌公取協」という。)から、いわゆるクーポン付広告を雑誌に掲載することができるようにするために承認申請のあった「雑誌業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約施行規則」(以下「雑誌規則」という。)の改正を承認した。 なお、これに伴い雑誌公取協は、雑誌規則の運用
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福島地区のテレビ視聴状況(日曜日昼は関東地区より低いなど...)
※本記事は1988年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 新光は東北へ、活気がでてきた仙台支社(佐藤和彦支社長)からのレポートです。 新しくスタートした福島地区のメータ調査結果、そして政宗ブームと視聴率(次号)について紹介します。 福島地区は1987年10月5日よりメータ調査の第9番目の地区としてテレビ視聴率調査を開始しました。まず、福島地区の調査の概要をみると下記の通りです。 福島
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新サービス(Tverなど) テレビとネットの関係性を明らかにする 「VR CUBIC」
近年、生活者の多様化やデジタル化による視聴デバイスの普及で視聴形態の分散化が進んできています。テレビ番組を「動画」という単位で捉えると、今の生活者にとって動画の視聴はテレビだけでなく、Web 上でも視聴することが 多くなってきています。例えば、放送局でも 「TVer」をはじめ公式サイトを立ち上げ、サービスを拡充するなどテレビ番組もデバイスシフト、タイムシフト、チャンネルシフトといった 様々な形態で
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10月スタート 関東地区テレビ視聴率調査の仕様変更について ~サンプル数拡張とタイムシフト測定~
この10月3日より関東地区の視聴率調査のサンプル数を900世帯に拡張し、リアルタイム視聴率とともにタイムシフト測定を実施していきます。 今回はこの仕様変更に携わってきた担当部署長である橋本和彦にこれ からの視聴率調査についてインタビューしました。 テレビの視聴分散化に対応するための第一歩 600世帯から900世帯にサンプル拡張する背景には、ここ数年でのテレビ視聴状況の変化があると思いますが、具体的