行動実態の記事一覧
記事数: 44件
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可処分時間をテレビに向けてもらうには(1)メディアポテンシャル時間は平日1日10時間〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから"第八回〜
前回(連載第七回)はデジタルデバイスの進化・拡充などメディア環境変化に伴い、生活者が細切れの時間でもメディアやコンテンツに触れられる機会が増え、あらゆる生活シーンに、あらゆるメディアが入り込んでいる現状と、それを踏まえ、生活者の可処分時間をテレビを含めた映像コンテンツに接触する可能性のある時間=「メディアポテンシャル時間」と定義したことをお伝えしました。 今回は「可処分時間をテレビに向けてもらう
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定額制ビデオストリーミングサービスは、映画館利用者を減らすのか!?
衝撃の話題作となった『全裸監督』や、Twitterが炎上した『バチェラー・ジャパン』など、昨今、NetflixやAmazon Prime Videoをはじめとした定額制ビデオストリーミングサービスが何かと話題になっています。すでにビデオストリーミングサービスが定着しているアメリカでは、数年前に、これらのサービスに対抗した"映画館の定額制"『MoviePass』(※1) が誕生するなど、ビデオス
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生活者で振り返る 時代の主役はあなた(生活者)に
平成がまもなく終わろうとしていますが、皆さんにとってどのような時代だったでしょうか。世を沸かせた出来事やブームなどは他に譲るとして、平成という時代を端的にいうと、ITの飛躍的な発展によりデジタル社会が一般生活者まで浸透し、暮らしが様変わりしたことに異論の余地はないでしょう。 本号では、当社がもつデータを紐解きながら、平成という時代を当社ならではの視点で、その一端を紹介します。平成が残した記録を共
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テレビ画面で動画サービスを視聴する人のリアル②〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから" 第四回 〜
第四回目は、第三回に引き続き動画サービスをテレビ画面で視聴する生活者の実態をテーマとして、「30代男性Aさん」の事例をご紹介します。 まとめ ・「スマホながら視聴」は、動画サービス視聴時にも起こる ・テレビ画面での動画サービス視聴でも、ザッピングに近い視聴は起こる?! ・今見たいジャンル・コンテンツを提供するサービスを選ぶ 動画サービスの視聴実態〜生活者と
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テレビ画面で動画サービスを視聴する人のリアル①〜生活者と「映像コンテンツ」の"いま・これから" 第三回 〜
第三回目は、動画サービスをテレビ画面で視聴する人たちの実態をテーマにお伝えします。 まとめ ・動画サービスを、テレビ画面で見ている人は、生活者の1割強。 ・映像を楽しみたいコンテンツは、「テレビ画面」で視聴 ・「スマホながら視聴」は日常化 ・「可処分時間」を意識し、その中で満足度を最大化できるコンテンツを選ぶ ・だれかと一緒に見るコンテンツは、「気軽さ」が大事?!
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高校生の生活行動パターンからクラスターを作る 〜ウェブ調査データへのソーシャル・シークエンス分析適用の試み〜
ひと研究所では、「ソーシャル・シークエンス分析」を用いて、生活者の生活行動とメディア利用実態の研究を進めています。その中で、テレビやネット動画を中心とした映像コンテンツやメディアを考える上では、高校生の生活行動が大きな転換点であることがわかってきました。その一方で、「高校生」といっても実際は様々な生活パターン(部活やアルバイト、受験など)があるにもかかわらず、総じて「高校生」と括られて論じられ
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スマートフォンで動画を見る時は寝転がって?!わかものレポート2017より
「ビデオリサーチわかものラボ」では、若者(18歳〜24歳)を中心に、様々な調査・研究をしています。 今回は、その研究結果の中からスマートフォンで動画を見る時についての興味深いデータを紹介したいと思います。 ●動画を見る場面 インターネット動画は、通信容量の心配の無い無線LANのある環境で見られることが多く、調査データでも自宅内で視聴されている割合が高くなります。具体的には、「自宅の
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全国チェーンじゃあかんなー!?兵庫県民のパンへのこだわりを分析!
突然ですが、皆さんがお店を新たに出店するとなったら、どのエリアを選びますか? 回答は人それぞれで違うと思いますが、実際に出店エリアを検討する場合、多くの人が商材に合わせてエリアの特性を気にすると思います。その商材に対してニーズがあるのか、そもそも嗜好性は合うか、新しい店が進出しやすいのか...など、考えたらキリがありません。 このようなエリアマーケティングを、今回は当社の「ACR/ex」データを用
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行動ログの裏側を紐解く 〜「ログ×インタビュー」で迫るカスタマージャーニーのリアル
様ざまなタイプのログデータがマーケティングに活用されるようになり、従来からの「アンケート調査」や「インタビュー調査」ではわからなかったリアルな生活者の動きを捉えられるようになってきました。「ログデータがあれば、調査はいらない」という論調も時折見かけます。でも本当にそうなのでしょうか?ログに現れるのは基本的に行動の痕跡です。行動を間近で見ている自分の家族でも、何かの折に本人の言葉を聞いて「そんな風に
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シニアにむけた新たなアプローチ ひと研究所『リビングラボ』スタート(後編)
前編の「これまでの取り組み」「ひと研型リビングラボとは」「ひと研型リビングラボの特徴」に引き続き、後編は実例を紹介しつつ、今後の展望についてお知らせします。 シニアにむけた新たなアプローチ ひと研究所「リビングラボ」スタート(前編)はこちら↓ https://www.videor.co.jp/digestplus/market/2016/11/10542.html 『ひと研型リビングラボ