テレビの記事一覧
記事数: 410件
-
視聴率実践講座 〜 その6 〜流入流出分析
※本記事は1997年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 第2章 流入流出分析 誰が"流入流出"という分析手法名をネーミングしたかは定かではありません。分数分布、R&F分析が、番組の健康診断を主眼とした、番組の制作者の方に利用を望む手法であったのに対し、"流入流出"は、主に自局の視聴率の"流れを見る"ことを目的とした、放送局の編成セクションの方のための手法なのです。 まず、時
-
タレントイメージ人気度を考える〜'02年2月度調査結果より〜
※本記事は2002年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 はじめに... 当社では、'73年より年に2度、テレビで活躍するタレント有名人の知名度・イメージ評価データを体系的に収集することによって、テレビ番細やCMのキャスティングをより効果的なものとするための基礎データとして活用していただくため、テレビで活躍するタレントの知名度、人気度及びイメージ評価データを調査しています。20
-
視聴率実践講座 〜 その5 〜視聴率判定、到達率、平均視聴回数などによるリーチ&フリークエンシー分析まとめ
※本記事は1997年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 第1章 リーチ&フリークエンシー分析 まとめ 今回は、前回・前々回と2回にわたって紹介させていただいたリーチ&フリークエンシー分析についてのまとめをすることにします。 まずは、分析用語について簡単に定義をしておきたいと思います。視聴判定を施しての結果の数値については、"到達率"という表記をしました。視聴率とは違う意味を持
-
視聴率実践講座 〜 その4 〜「平均視聴回数の計算方法」リーチ&フリークエンシー分析(2)
※本記事は1997年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 第1章 リーチ&フリークエンシー分析 つづき D. 分析対象期間の違い 番組を分析した時に、視聴判定のレベル・視聴形態条件・データの有効無効条件の違いにより、到達率・累積到達率・平均視聴回数の数値が変わることを前号で紹介させていただきました。 A. 視聴判定のレベル B. 視聴形態条件 C. データの有効無効条件 D
-
視聴率実践講座 〜 その3 〜リーチ&フリークエンシー分析(1)
※本記事は1997年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 第1章 リーチ&フリークエンシー分析 前号のプロローグで紹介させていただいた「視聴分数分布」がいわゆる基本中の基本の分析ということになりますが、今回は、番組のリーチ&フリークエンシー(Reach&Frequency)分析について紹介させていただきます。リーチ(Reach)の日本語訳はご承知のように累積到達率です。一般的な意
-
視聴率実践講座 〜その2〜 サンプル世帯別に見る総世帯視聴率、視聴時間量別構成比の推移、視聴分数リストなど
※本記事は1997年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 そもそも視聴率分析とは... 「ちゃんと視聴率を分析しておけよ!」という上司からの業務命令が、業界(広告主、代理店、放送局)で以前より数多く発せられているようです。 中でも、特に我がVR社とiNEX上のRV−TV(視聴率分析)メニュー契約を結んで頂いた企業においては、日常茶飯事ではないかと考えております。たとえば、関東
-
1986年度の視聴率調査エリア内推定世帯数および人口〜総世帯数、総人口は国勢調査結果による〜
※本記事は1986年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 1986年度の視聴率調査の9地区エリア内世帯数および人口の推計結果がまとまりましたので紹介します。 総世帯数、総人口は、昭和60年国勢調査結果に基づき、年齢別人口は、1986年調査エリア内特性調査結果と住民基本台帳から推計したものです。(標本管理部) 9地区の調査エリアはつぎの通りです。 [調査エリア]
-
視聴率実践講座(1)〜機械式個人視聴率調査(機械)スタート、データメリットなど〜
※本記事は1997年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 機械式個人視聴率調査がスタート '96年10月から半年にわたったデータ使用実験期間を経て、'97年4月度分のデータから、関東地区においては機械式の調査結果が、日記式に代わり個人視聴率のオフィシャルデータということになりました。「機械式の個人調査になることによって、世帯視聴率の測定の方法も変わったのでは?」という質問を最近よ
-
86年度のヒットCM(ピップエレキバン、コックローチなど)は?〜テレビコマーシャルカルテVol.17〜
※本記事は1987年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 '86年度のテレビコマーシャルカルテ調査は下記に示すようにVol.14〜Vol.17の4回行われました。そこでそれらの調査結果から'86年に人気を博したTV-CMはどのようなCMかをご紹介いたします。 まずヒットCMの定義をつぎの項目についてみてみます。 1)多くの人が見て知っている(認知率)
-
「キャラクターと子供マーケット調査」 〜キャラクター人気度(となりのトトロ、ディズニーなど)と子供テレビ視聴
※本記事は2002年に発刊したVR Digestに掲載されたものです '02年4月度調査結果より ■はじめに 当社では、1976年より子供のライフスタイルを把握し、子供マーケットの様々な要望に応える基礎データとして、年に2回「子供調査」としてデータを提供してまいりました。 この度、「子供調査」は2002年4月度調査よりその内容を一新し、「キャラクターと子供マーケット調査」としてリニューア