テレビの記事一覧
記事数: 354件
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てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「常田久仁子」篇
てれびのスキマの温故知新~テレビの偉人たちに学ぶ~ 第17回 「テレビ界のおっかさん」 萩本欽一がそう呼ぶのは、フジテレビの女性プロデューサー・常田久仁子である。 医師の次女として熊本で生まれた常田は、19歳で東京都内の洋裁学校に入学した。卒業後も講師として残るように頼まれたが、女性だけの世界に窮屈さを感じ、文化放送に入社。常田は文化放送から、テレビ放送開始を翌年に控えたフジテレビの社会教養部に移
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】テレビの「発明」は普遍
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第34回 こないだ、YouTube関連の仕事をしてる人と話した時に、その人は「いや~、おさむさんの作って来た番組の企画、結構パクらせてもらってます」と笑顔で言っていました。 最近、強く思うことがある。 僕は以前テレビ朝日の「お試しかっ!」という番組をずっとやっていて、その中の「帰れま10」というコーナーはいまだに特番でやっています。 企画の柱であ
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Synapse編集部が行く!日本アニメの現状 Vol.12「声優のキャスティング事情」
昨今、『鬼滅の刃』ブームもあり、出演声優がバラエティ番組にゲスト出演したり、劇場版アニメに俳優やお笑い芸人が出演したりすることが話題になっています。そこで今回はアニメに出演する声優がどのように決められているのか、配役の仕組みについてご紹介します。 (Vol.1、Vol.2、Vol.3、Vol.4、Vol.5、Vol.6、Vol.7、Vol.8、Vol.9、Vol.10、Vol.11に続き、Syn
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てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「桂邦彦」篇
てれびのスキマの温故知新~テレビの偉人たちに学ぶ~ 第16回 大規模な視聴者参加型サバイバルゲーム番組の先駆けとなり、早くから海外での放送やフォーマット販売(番組コンセプトや演出手法などの販売)を成功させたのが、1986~89年に放送された『風雲!たけし城』(TBS)だ。これまで約150ヶ国で放送され、視聴者側の「攻撃軍」の隊長・谷隼人の元には、いまだに海外からファンレターが来るのだという。 そん
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】テレビの新しいカギ
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第33回 4月からフジテレビのゴールデン帯でコント番組が始まるが、僕は楽しみでならない。数年に一度、テレビ界全体の空気を変えるようなヒット番組が出てくるが、今回のコント番組がヒットしたら、明らかにテレビ全体の空気を変えていくだろう。 だからこそ、期待している人と、当たったら嫌だなと思っている人に分かれると思う。そういう番組が始まることってなんだか
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【VR FORUM2020】Session2-a 複雑化社会のテレビビジネスについて考える。 〜 進化するテレビデータで、テレビの真価を表す 〜
▲[ 登壇者 ](左から) 日本テレビ放送網株式会社 取締役 執行役員 営業担当 データマネジメント室長 黒崎 太郎 氏/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 執行役員 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 取締役 一般社団法人日本インタラクティブ広告協会 理事 山田 覚 氏/ビデオリサーチ 営業局 営業企画部長 河辺 昌之 複雑化社会における生活者の変化を、放送局ならびに広告会
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】テレビのプロが作るYouTube
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第32回 今回は、とあるディレクターの話。彼と出会ったのは「笑っていいとも!」でした。その時はADさんだった彼は、三谷三四郎って言います。 ADさんの頃からなんかおもしろい雰囲気を纏ってる人っていますよね。なんか自分に自信がある。そんな人。 そういう人ってディレクターになってから2タイプに分かれる。ずっと変わらないタイプと、牙を抜かれて丸くなって
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てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「井塚英夫」篇
てれびのスキマの温故知新~テレビの偉人たちに学ぶ~ 第15回 かつてテレビには「2時間ドラマ」という文化があった。いや、もちろん現在も2時間のドラマはつくられているが、いわゆる「2時間ドラマ」枠はほぼ消滅してしまった。 テレビ東京の『月曜プレミア8』がかろうじて残っているが、これはドラマ専門の枠ではなく、バラエティ特番も放送するもの。2019年3月にTBSの『月曜名作劇場』が終わったことで、2時間
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Synapse編集部が行く!日本アニメの現状 Vol.11 「聖地巡礼ビジネスの2つの潮流」
Vol.9でお伝えしたように、『鬼滅の刃』ブームなどによって、アニメの聖地巡礼文化がますます世間に浸透する中、聖地ビジネスにおける「バーチャル聖地巡礼」と「フィクション世界の現実化」の2つの潮流についてご紹介します。(Vol.1、Vol.2、Vol.3、Vol.4、Vol.5、Vol.6、Vol.7、Vol.8、Vol.9、Vol.10に続き、Synapse編集部が取材した内容を元にお伝えします。
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】音楽番組のアップデート
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第31回 近年、各局、世帯視聴率以上に個人視聴率を重視している中、ネットニュースなどではいまだに世帯視聴率でのデータが出ている。 個人視聴率についての説明が面倒臭いからなのか?テレビ局が個人視聴率を重視していることに気づいていないのか?後者だとしたら、テレビ局全体でそういう媒体に教育が必要なんじゃないかと思ったりします。ネットニュースを見ている人