エンジニアとして顧客とメディアに寄り添ったシステムを構築
システムソリューション開発グループ
K.Tさん｜2015年 新卒入社・2022年 中途入社
前例のない新しい業務
過渡期だからこその挑戦に魅力を感じた
――ビデオリサーチへの入社を希望した理由を教えてください。
大学で学んできた情報デザインに関する知識を活かしながら、メディアにも関われる仕事がしたいと探していたときにビデオリサーチを知りました。入社の一番の決め手は、テレビを見ることが好きだったので、多くの人が親しんでいるテレビの仕事に携わりたかったからです。ミーハーなメディアの流行を知りたい気持ちが大きかったです。
――入社後、システム戦略グループに配属されましたが、どのような業務を行っていたのですか？
はじめは、ACR/exという生活者に対して行っている大規模調査の集計に携わっていました。その頃ちょうどYouTubeだけではなく、NetflixやTVerなどの配信サービスが普及し始めており、動画の視聴方法がテレビから動画メディアに移行していくタイミングでした。それに伴い、社内では、新しくWebでの視聴計測や集計基盤の構築を進めており、私も前例のない業務に挑戦できることにとても興味をひかれて意欲的に取り組んでいました。
――その後、一度ビデオリサーチを離れて転職をされたそうですね。
システム業務に携わる中で、自分たちが出したデータやアドバイスがどのように活用されているのか、エンドユーザーが何を求めているのかとても知りたいと思うようになりました。調査機関という第三者の立場ではなかなか見えづらかったので、エンドユーザー側の立場になって考えを知り、より実用的な提案ができるようになりたいと、ビデオリサーチで6年ほど勤めた後、レシピ動画サービスを扱うメディア会社に転職。そこでは、システムだけでなく営業の際の顧客提案にも携わることになり、エンドユーザーの顔が見えるようになりました。顧客が何を考えていて、それに対してどうデータを活用してアプローチすればよいかを学ぶことができたと思います。
営業視点で考えることで新たな提案が可能に
――そしてビデオリサーチへ再入社されたのですね。
他社を経験したことで、多様なデータを駆使し、顧客のニーズに合わせて多角的な提案ができるというビデオリサーチの良さにあらためて気付くことができました。僕の場合はとてもレアケースだと思うのですが、1年間メディア会社を経験したのち中途としてビデオリサーチに再入社することができました。
現在はテレビとネットのような複数のメディアの視聴行動データを統合的に掛け合わせて、トレンドに合ったサービスを開発する業務に携わっています。
前職で“顧客視点”を得ることができたので、企画の人たちと事前に話をすり合わせやすくなりました。それまでは顧客提案の経験がなかったので、エンジニアとしてどこまで踏み込んだ意見を言っていいのか分からず、当たり障りのない意見しか言えませんでした。今は顧客視点で課題を考えられるようになったことで、積極的な提案ができるようになったと思います。
――転職を経験したことで、広い視野を手に入れることができたのですね。では、今後のキャリアプランなどはありますか？
今はデータエンジニアという立場にいます。しかし、今後のキャリアを考えた時に、専門職として技術を伸ばしデータに強いエンジニアになるか、マーケターとしてデータ加工もしながらマーケットのシェアをみて提案ができるマルチな働き方をするか、悩む時期にきています。業務に取り組みながら、じっくりと自分の適正をみて考えていきたいですね。
時代の変化にマッチしたサービスを提供する
社会的に意義のある仕事です
――会社の魅力はなんでしょうか？
社内で働く人たちは人当たりが柔らかい人が多いので働きやすいです。市場調査を主な業務とする第三者的な立ち位置で考える業務なので俯瞰的な考えができる人が多く、「そういう意見もあるよね」と固定観念に縛られず価値観を認め合える関係だと思います。
また、会社が新しい技術の習得を応援してくれるので、資格を取ったり勉強会に参加したりと、いろいろな業務に挑戦していけますね。
ビデオリサーチがこれまでやってきた業務を運営していくのはもちろんですが、時代にマッチした視聴行動を捉えた新しいシステムをつくっていくというミッションもあり、社会的にも意義のある活動だと思っています。私はいろいろなことに興味関心を持つタイプなので、常に新しいことに挑戦できる環境が合っているなと感じています。新しいトレンドの渦の中にいるので、時代の波の変わり目を側で体感できる面白さもありますね。
――最後に、ビデオリサーチを志望する方へのメッセージをお願いします。
私もそうでしたが、メディアや広告業界に関わりつつ、データを活かした新しいトレンドを発見するのが好きな人は非常に面白い会社だと思います。また、プログラミングやマーケティングなど、自分が持つ一芸を活かしながら、他のビジネスにも挑戦できます。いろいろなことに興味がある方、仕事の幅を広げていきたい方には最適な環境です。
メディアへの興味はもちろん、「生活者はなぜそういう視聴行動をするのか」「どういう考えで買い物をしているのか」など、生活者の視聴行動や購買行動について興味を持って楽しく考えられる方が仲間に加わってくださるとうれしいですね。
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