キャリアチェンジで見つけた可能性
チームの力を最大化する
マネジメント
枠ファインダ推進グループ
A.Oさん|2011年 中途入社

マーケティングの知識を社会で活かしたい
――これまでのキャリアを教えてください。
学生時代は心理学を専攻し、消費者の意思決定について研究をしてきました。統計や調査を通じて社会と心理学の接点を探る中で、消費者の意識・行動を取り扱う調査という仕事に興味を持つようになりました。研究室にこもって黙々と研究に打ち込むよりも、実社会との関わりをもちながら実務を行いたいという思いから、調査会社への就職を選びました。
就職先はネットリサーチを得意とする総合調査会社で、クライアントの課題解決に向けた調査の企画・実施に携わりました。アンケート画面の作成、データ集計、分析までの一連の業務を経験する中で、学問と実社会の違いを実感しましたが、学問的な知識体系が仕事の基礎として、とても役立ちました。仕事は充実していたものの、3年半ほど働いた後、ワークライフバランスに不安を覚えて転職を決意しました。
――ビデオリサーチを選んだ決め手は?
これまでのキャリアを活かせそうだと感じたことが大きな理由です。また、実は大学時代の友人がビデオリサーチで働いており、働きやすい会社だと聞いていたことも背中を押しました。実際に入社してからも、自分のペースで仕事を進められる環境だと感じています。

業務で身についた長期的な視野、調整力、ITの知識
――現在のお仕事内容について教えてください。
現在は「枠ファインダ」という事業で、主に既存のお客さま、ユーザーの皆さまのサポートと、それに伴う新しい企画の立案・実行に携わっています。「枠ファインダ」は、放送局のテレビ広告をセールスするプラットフォームサービスで、この事業に携わることでシステム提供にとどまらず、カスタマーサクセスという視点を養うことができたと感じています。
また、事業に関わるステークホルダーが多岐にわたるため、社内外を問わず関係各所との調整を行う機会が多く、非常に良い経験となっています。もちろん開発側との調整もあるので、前職に比べてITの知識も身につきました。最近では、どのような仕事でもITの理解が欠かせないと感じているので、業務を通じて自然にITの知識を吸収できるのは大きなメリットだと思います。

試行錯誤しつつチームの力を最大化するマネジメント
――キャリア選択の背景について教えてください。
ビデオリサーチには、専門職というキャリアパスはあるものの、「個」としてのスキルを磨くだけではなく「チームビルディング」にも興味があり、 マネジメントも視野に入れた仕事ができるコースを選択しました。 また、上司や周囲の皆さんがその道を後押ししてくれたことも大きく、その期待に応えたいという思いも強かったです。
現在は、チーム全体の成果を最大化するために、メンバーの育成や業務の分担、進捗の管理、サポートといったマネジメントに取り組んでいます。ただ、私自身が自分で仕事を抱え込んでしまう傾向があるので、メンバーに任せるところとの匙加減が難しいと感じることもあります。「個」では生み出せないパフォーマンスを「チーム」として発揮できるよう、試行錯誤の日々です。

自分らしく成長できる場所
――会社の魅力を教えてください。
ビデオリサーチは、社員一人ひとりの個性や能力を尊重し、必要なときに必要なサポートを提供してくれる会社です。複数の部署がまたがるミーティングに参加させてもらい、現場より一段高い視点で物事を捉える経験を積むなど、段階的に準備を進める機会をいただきました。
IT企業でありながら、文系出身者やIT未経験者も多く、自分らしく成長できる場所です。若手社員でも意見が言いやすく、新しいことに挑戦しやすい環境が整っています。ITの知識や経験がなくても、意欲さえあれば挑戦できる点も、この会社の魅力です。
前職を辞めるときに、「選ぶ道が正解になるようにがんばってね!」と送り出してもらった私ですが、転職前で迷っている当時の自分に会えるとしたら、「選ぶ道は正解だよ!」と伝えてあげたいです。悩みながらも前に進もうとしていた自分の決断を、今の自分ならしっかり肯定できると思います。
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